| 2001年12月26日(水) |
mac user VS windows user |
ワタクシには一つや二つでは済まない、ちょっと数が多いかもしれない趣味の一つに絵を描くことがある。近頃はパソコンで描いたりしてもいるが、どうにも、このマウスで描くというのが少々ツライ。手首がじわじわと固まり、手の甲や指が攣る。 「そういう時にはペンタブレット!絵を描くには便利だって言うよ」とワタクシの弟が言う。 そういった便利道具が有るのは知っているが、どうも、パソコン売場で見かけた記憶がない。まあ、そんなにホイホイと購入できる金額でもなし、是が非でも欲しいという強い思いもないので、手の甲を引き攣らせながらチマチマとしょぼ〜い絵を描いていた。 が、ここへ来て絵を描くことが極端に少なくなっていた。色々とウェブサイトをいじくりたいのだが、面倒くさがりの虫が大暴れ。キレ易い十代も後ずさりする程の勢いだ。そんな状態で、チマチマとマウスでグリグリ絵を描くだの、出来ない。ではもう少し作業能率の早いアナログ(?)方式ではどうか。紙に下絵をしてパソコンで色塗り……スキャニングしないと。げげぇ!スキャニングするのが面倒くさい!
そうした経緯の後、弟とディスカッション。 「ねえ、タブレットって何処で売ってるの?パソコン売場で見たこと無いんだけど。ついでに、マシンに繋いであって、ちゃんと動作のお試ししている売場も見たこと無いんだけど」 「パソコン売場にあるよ。周辺機器の売場とか。お試しだってちゃんとやってるよ。姉ちゃん、何処見てんの?」 「お試ししている店なんて見たこと無いよ、何処の店?」 「何処の店だってやってるよ。何で見たこと無いの?」 「……見たこと無いよ!」 「普通の店で当たり前にやってるって!」 お互いの主張が相手に伝わらず、次第にテンションが上がってくる。 「あ〜?見たことねーっての!どこの店だか教えろっちゅーの!」 「有るったら有る!やってない店なんて無い!」 ……結局、お互いの主張は曲げられず、納得行かないまま、その戦いは終わった。
そんな先日の出来事を思い返しつつ、本日某パソコン店へ行く。その店は以前百貨店だった店舗を丸々使い、広いのか狭いのかよく分からない売場構成になっている。ワンフロアにパソコン及び周辺機器が揃っているのが楽な点だ。 エレベーターを降り、目の前にはwindows機がゆったりとした空間の中にぽつん、ぽつんとある。う〜む。秋葉原では絶対にないディスプレイだ。で?肝心のタブレットは何処にある?売場をウロウロしていると、おお!まさしくこれがタブレット!口元は微笑みを浮かべ、目は睨み付けているとしか思えない女性タレントの販促パネルの後ろが専用コーナーになっている。で?お試しは何処で出来るのだ?キョロキョロと見渡せば、当たりに設置されているマシンはmacintosh機ばかり。 なんと!mac売場の中にタブレットが置いてあったのだ! ……という事は、他店でもこういった状態であるだろうと予測できる。 mac売場にしかおいていない、まるでmacの周辺機器ですよ〜と言った風に置かれているタブレット。その場所にはwindowsユーザーは足を運ばない。ちゃんと、マウスやプリンターのようにお互いの間にディスプレイしてくれよ……。
ワタクシはwindowsユーザーで、弟はmacユーザー。パソコン売り場に行けば自然、自分の所有しているマシンタイプで覗く場所も違ってくる。そのせいで、先日はいい大人が無駄にテンションの高い半ギレ・ちょいヤバ気な青年の主張大会が繰り広げられてしまった。
と、いったところでこのトークバトル、結果はドロー!!
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