◆心の鏡◆
楽しいことを中心に日々の思いをつらつらと…

2008年06月03日(火) 瞼の母

先日、行ってまいりました。
究極の贅沢「日帰りおのぼりさんツアー」。

世田谷PTまで『瞼の母』を観に。
キャンセル分チケットを奇跡のGETをしてくれたJ子ちゃんと。


もう、ダダ泣き(ToT)(ToT)(ToT)


席は2階でしたが、全体がよく見えました。
J子ちゃんの事前情報で、話の流れと難しい台詞言葉の意味を
ざっと予習できたので、置いて行かれることなくのめり込めました。
(台詞言葉の解説は、パンフレットにページがありました。)

感想は…

なかなか文字にするのは難しいですが、ざっくりと。

私が男の子を持つ母であることに、理由があるのでしょう、
感情移入は「母」でした。
”5歳で生き別れ”…なんてむごい。
母親は毎日、子を思って泣いて暮らしたのでしょうが、
忠太郎も毎日毎日、お母さん恋しさに泣いていたのでしょうね。
・・・
もしや母かと堅気の人に接する時の姿と、刀を持つ時の気迫と、
気持ちの起伏って言うんですか、感情の波っていうんですか、
その演技を圧倒されて観ていました。すごかった。

男の子って、つよがり言うでしょう?
「泣くな」と言われると、慌てて涙をぬぐって「泣いてない!」って言う。
ひっくひっくとしゃくりあげてても、「泣いてない」って。
(/_;)えらいね。辛抱したね。
あふれる感情を最小限に留め、小判をしまって立ち去る忠太郎。
それ見て、母の気持ちでダダ泣き(ToT)(ToT)(ToT)

あ…決して”肌身離さず持っていた小判を入れる袋になりてぇ〜”とか
思ったりとかしてないし…絶対…たぶん…(爆)
・・・
しのぶさん、神野さん、すごい女優さん。
他の演目だとどんな感じなのか、興味が湧きました。
いつかチャンスがあれば観に行きたいですね。

観劇後、おのぼりさんの王道、「東京タワー」へ。
お付き合い、ありがとうねJ子ちゃん(~o~)
実は以前から、欲しいスノードームがあって、
ここに登らないと売ってないものだったのよ。
お天気で見晴らしもよく、360度、東京の街を見渡してきました。
♪(*'▽'*)ビルがい〜っぱい。
日常、あんまり意識してないんだけど、
やっぱり憧れてるんよね。東京に。しょうがない。

帰りは新幹線。しゃべりどおし。
久しぶりにJ子ちゃんといっぱい話せて楽しかったなぁ。
次はいつ会えるかな。

ああ、いいもの観たなぁ。

J子ちゃんありがと。
送り出してくれた家族ありがと。
SISと演者の皆さんありがと。

帰宅後、笑顔で迎えてくれた4歳の息子Sスケ。
「おかえり〜」と抱き着く。
丸一日お母さんがいないなんてなかったもんね。
寂しかったみたい、ごめんね。
同じ布団に入り、腕に巻きついて私の匂いを嗅ぐSスケ。
かわいい。幸せ。
反対の手でSスケの頭を撫でる。
・・・忠太郎もこうして欲しかったのにね。(/_;)
ちょっと泣く。

年明けから待ち焦がれた一日が、とうとう終わりました。
2008年も後半スタートです。


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◆葉月◆ [MAIL]

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