2004年12月10日(金) |
法事〜我が家の場合〜 |
このところ、「法事の案内」をキーワードに ここへたどり着かれる方の数が多くなって来ています。 日記の中に、ちらりとその言葉を書いただけだったので、 何の役にも立たなかったと思います。ごめんなさいね。
せっかくですので、うちの場合をのせておきましょう。
うちは、隣り合う家を2軒管理しています。 普段私が生活していない方の家(母屋)は、 義祖母、義母、おGやん(義父)が生前暮らしておりました。 今は、半年置きぐらいでアメリカから帰国する義姉の住まいとなりました。 仏壇は「母屋」にあります。仏間は、20人ぐらいは座布団で座れる広さです。
<<日取り決定〜親戚への案内>>
先ず、仏さんの命日の2ヶ月以上前に、 その命日の前にある日曜日を法事の日と決めます。 日曜を選んだのは、我が家の自営店の定休日であることと、 子供の学校が休みであるし、親戚も集まりやすいからです。 ”命日前”なのは、御先祖の供養を先に延ばすのはよくないと 昔から言われているからです。
次に、所属のお寺に電話をし、法要の依頼をします。 希望の日時を言って、お寺側の都合を伺います。 …「ご都合は如何でしょうか?」が基本です。 院主さん(お坊さん)は人間です。一人で1日数軒廻っていらっしゃいます。 先にうちの予定を入れて頂くためにも、早めに連絡するのが良いです。
お寺さんのOKが得られて、やっと親戚へ案内します。 …お寺さんによると、近頃は、先に会場や親戚の都合を押さえてから、 「この日時に必ず」という依頼が多くて困っていると言っておられました。 案内は、法事日の1ヶ月以上前が良いかと思われます。 声をかける人数が多い時は、電話で連絡は大変です。 出欠が即答できなかったり、日時を控えてもらうのも面倒だからです。 私は往復はがきを使います。
************************** <往信裏> 謹啓 初冬の候、皆様には益々ご健勝のことと存じます。 日頃は大変お世話になり、有難うございます。 さて、来たる○月○日(日)午前11時より自宅にて、 亡き父○○の1周忌の法要を営む運びとなりました。 お忙しいところ大変恐縮に存じますが、ご焼香いただけまし たら幸いに存じます。 謹白 *準備の都合がございますので、ご面倒ですが○月末日までに ご都合の程をお知らせ下さいませ。 平成16年○月 大阪市○×区○×町*−*−* 近畿 太郎 電話(06)ABC−DEFG
<返信裏> ご出席( 名様) ご欠席 ご住所 ご芳名 ***************
こんな感じです。文章は、本を見て考えましたが、ちょっと変かも? これで、続々と返事が返ってきます。 先方から、解からない事は電話で問い合わせて来ます。 出席人数がはっきりしたら、昼食も、粗供養の準備もしやすいです。
その2へ続く
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