子どものSOS


 過去 : 未来 : メール 2006年06月25日(日)


小2になる息子が万引きをするんだけどどうしようと言われた。


若くして結婚したが離婚し、今は母一人でむろん働きながら子育てを頑張る20代のお母さん。


しつけは厳しい方で、時々ヒステリックに子どもを叱っている。←私も同じだが・・・(汗


最近二人の様子を見ていて子どもが親のご機嫌を伺うような目をしていることが多いのがちょっと気にはなっていたその矢先の相談だった。


去年くらいからちょこちょこと万引きを繰り返すようだ。


お母さんと一緒に買い物へ行く。

「一個だけお菓子買って良いよ。」


家に帰るとポケットに買っていないお菓子が入っている。


「今日はたくさんお菓子買おう。」

家に帰るとポケットにおもちゃが入っている。



どうして取ったのか聞くとただ

「欲しかったから・・・」

と言うだけだ。



決して話のわからないような子ではないはずだ。






私が厳しすぎるから精神的に何かあるのかしら・・・


そんな風に彼女は考える。

私も同じことを感じたことがある。いや、今でもそう考えることが多いかも。





私は学校に来るカウンセラーに相談するといいのではないかと提案。



「そのカウンセラーの人は知り合いだから言いにくいんだよね。」




そんなこと言っている場合じゃないのに・・・・。




万引きは子どものSOSだ。しっかり受け止めてやらないといけないと良く言われる。
「僕に気付いて欲しい。」
そんなSOSだそうだ。








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呆れてしまった。





きっと彼女のことだ、子どものことを頭ごなしに叱っただろう。
それは悪いことだから私でもそうするだろう。




でもその後だ。

私なら絶対一緒にその商品を持って子どもと一緒に謝りに行く。

お店の人からどんな暴言があってもひたすら謝り、その姿を子どもに見せるだろう。

そのくらい悪いことをしたのだと子どもにわからせなければならないし、そうやってケジメをつける。





子どもの心のSOSに対応することも大事だが、まずは謝りにいかなければならないのでは?



私は彼女に


「一緒に謝りに行け。」

とアドバイス。今ならまだ間に合うかもしれない。



「よく行くお店だから息子がそう見られるとかわいそう。」








それじゃダメなんだって・・・



子どものためになることを勘違いしている。




おせっかいかもしれないけど、これからも私はあの母子に関わっていきたいと思っている。

■ 目次 ■