遠くからの親戚


 過去 : 未来 : メール 2006年06月17日(土)


今回の法事で遠くから親戚が何人かみえている。

車で高速を使っても6時間はかかる。

6人兄弟の長男だった義父の兄弟姉妹夫婦だ。

皆さんだんだん年を取ってもちろん還暦を過ぎた夫婦ばかりだ。

それをたっくさんのお土産を車に積んでやってくるのだ。

たまのこととは言え金銭的にも、体力的にも負担ではないだろうか。



7年前、義父が入院してもう幾許もないという時、義母は兄弟達を呼んだ。

そして一度戻っていったころすぐに義父は亡くなりすぐにまた兄弟達は葬儀のためにやってきたのだ。

さすがにその時は大変だったようだ。

はっきりと

「こっちへ来るのはすっごい大変だったわよ。」

と兄弟の配偶者であるおばさんに言われた。

そのおばさんは

「私に何かあったときは遠くから来てもらうのは申し訳ないから連絡しないわ。」






確かにこれからみんなはどんどん年を取る。

遠距離の移動は大変だ。






「でも実際は来て頂くと本当に嬉しいんですよね。。。。きっと亡くなる本人も。」


そんな風に思った。





義父はなくなる前に兄弟に逢えて嬉しかったのだと思うけど。










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気持ちもわからなくはない。
義母が
「そんなに大変なら高速バスで来ればいいじゃない。」


なんて軽く言うが、こっちの親戚へのお土産だけでもすごい量だ。
車で来なければどうやって運ぶ?ってくらい。




義母は法事などの行事をかなりきちんと行う。
この地方ではどこでもそうなのか最近は知り合いが祖先の100回忌の法要をしていた。









「呼ばれる身にもなってよ」


おばさんの心の声が聞こえる。



そしてうちにはおばさんが持ってきてくれてお土産が届いている。



お返しは何がいいかな・・・。

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