子どもを信じること


 過去 : 未来 : メール 2005年09月02日(金)


子どもはときに嘘をつくものだと思っている。

自分が叱られないように上手に嘘をつくものだと思っている。


最近、学校の帰りに寄り道をして怪我をした近所の小学生がいる。

運動会を目前にして足の指の上にレンガを落とし爪がはがれる怪我。
念のためにレントゲンもとるが骨に異常はなかった。


そこの子どもは親にこう説明する。


「学校の帰り道に子犬がいたの。

いつもお母さんにどんな犬でも噛むかもしれないからさわっちゃいけないって

言われてるけど、Rちゃんが大丈夫って言ったから触ってたの。

そのときにRちゃんがわざとじゃないけどレンガを落としちゃったの。」




それを聞いた親の怒りの矛先はRちゃんへ。。。。


Rちゃん家は日頃からあまり親同士の交流もなく、またいろんなことに協力的ではない家族なので良くは思われていない。

またRちゃんは寂しい家庭環境もあってか小さな嘘をつくことも多い。

だからこそ疑いがかかるのも仕方がないか・・・・。


Rちゃん家へ抗議しにいくことはなかったが、胸の奥ではまたRちゃんへの不満が募る。




話すところがないので私に何度もメールが入る。


「あの子(Rちゃん)にはほとほと困るわ!!」




>返信

「子どもたちにはこれからちゃんと自分で判断できる人になって欲しいよね。これからたくさんの誘惑が待ってるんだから。」







片方の話だけ聞いてRちゃんのことを一緒に悪く言えなかった。



この場合は人のせいにして怒られないようにする子どもの心理もあることに気付かなくちゃ。









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それでも


「子どもを信じる親」が立派なのかしら。

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