退職


 過去 : 未来 : メール 2005年08月30日(火)


夏休みが明け今日から学校です。


「また二学期もよろしくお願いしま〜す。」


と半分ヤケクソでご挨拶。


先生方は10日に行われる体育祭の練習や準備で真っ黒に日焼けしていた。


事務の先生が私の席にきて

「また今学期もヨロシクね。大変なことがあったのよ。」


ん?




「ほら、産休講師の先生来られなくなっちゃったの。」




えぇ?


この日この日に登場の新しい講師の先生がやっぱりおかしいようだ。
(赤字クリック)




夏休みに入る前も保健室で寝てたりしてたから、休み中に体調を整えてこの地や学校に慣れればいいなぁと思っていた。




どうも夏休み中も学校に来られなかった日が多くもう有休が残っていないとか。




教頭が朝、彼のアパートに出向いても車があっても出てこない。
奥さんは実家に帰っているらしい。



今年の採用試験もダメだったとか。



きっとこのまま退職へ。








↑エンピツ投票ボタン

My追加





こういう場合は講師が見つからないことが多く、少しずつ他の先生でカバーする。



事務はカリカリに怒っている。






それからランスの代わりにきた新しいAET.

かわいいカナダからきた23才の女の子。

緊張が伝わってきてとてもフレッシュな気分になれる。






↑エンピツ投票ボタン

My追加


男子生徒ちょこっとガックリ?(笑



Nice to meet you♪





<追加日記>
結局彼は学校にお別れの挨拶に来ることもなく辞めた。
通り道の彼のアパートの前にはピカピカに磨かれた彼の車が置いてある。
もうすぐアパートを引き払って実家へ帰るのか。
言えるのはもうこの地区での講師の口はないということ。
この世界にはあわない人だったんだろう。

しかし残された生徒たち。
どんどん教員を削減して安く使える講師でまかなった結果がコレだ。
専門性の高い教科指導を免外の先生でカバーは決まったが、これは生徒達にとって良いわけがない。
しかも少ない空き時間を削るので、他方面の生徒達の細かい指導への影響も出るのじゃないのか。
先生達は今、生徒達のために必死。
空き時間もなくヘロヘロになっている。

お金を節約するために教員を減らしてその影響はバッチリそのまま生徒達へ。

自分は最近の公立小中学校の「講師頼み」のお陰で仕事を続けているがそれが本当にいい事だとは思っていない。。。

そんなことも視野にいれて選挙に向かおうかな。


■ 目次 ■