幼馴染


 過去 : 未来 : メール 2005年04月01日(金)


今日、幼馴染から携帯に電話があった。
保育園からの友達で家族ぐるみの付き合いのある、今は保母をやってる女の子。


って36歳やけど。(笑)


まず


非通知でかけてくんなよっ!





彼女は10年ほど前に結婚したが1年も経たずに離婚しそれ以来一人で生活している。

そんな彼女が夜遅く電話してくる時はなるべく付き合うようにしている。



今夜は花粉症でやられたのかすごい鼻声だ。



「ねぇ。知ってる?」

「何?」

「ほら、小学校の時仲良しだった○○ちゃん、亡くなったんだってね。」





○○ちゃんは小学校のときとても仲良しだったが、私立中学へ入学したのでそのまま疎遠になった子だ。
お医者さんになったと聞いていた。


最後にあったのは私が近所のコンビ二でバイトしていた時に、何やら難しい本をコピーしていた。

小学校のときと同じ笑顔で

「りほちゃ〜〜ん。元気?」なんて話したっけ。



子どもの頃の思い出がどんどん戻ってきた。


医者になった○○ちゃんはやはり同じお医者さんと結婚し子どもが生まれ開業したところだったそうだ。

病名は癌。


でもそれは去年の5月。


亡くなった○○ちゃんのお母さんはあまりそのことをご近所にも話していないようすだった。




だから今頃になってニュースが流れてきた時わけだった。







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15年間保母を続ける彼女。


きっとそんな子どもを何人も見ているのだろうな。



私は自分の子どもにそんな気持ちを絶対味合わせない。




私は死にません!





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