産むということ - 2001年09月22日(土) 当たり前のことだけど、 赤ちゃんに会うためには出産をしなければならない。 誰でもやってることだから、きっと大丈夫。 出産の痛みとか不安を考えるとき、いつも私はこう思うようにしていた。 だけど今日、病院での母親学級で具体的な出産のしくみや流れを聞いて、 知識を得て安心したってことより、漠然と考えていた出産が現実に迫り、 うーんよくわからんけど何だかむやみに緊張してきた。 骨産道と軟産道を赤ちゃんは旋回しながら出てくる。 その産道を全開に開くために子宮が収縮し陣痛が起こる。 そして出産の長さや痛みは、人それぞれで違うらしい。 初めてのお産は産道が開きにくく長くなることが多い。 私の場合はどうなんだろう……。 私の通っている病院は「自然分娩」を重視しているため、 お母さん(つまり私)が頑張るしかないのだということを 助産婦さんから言われた。 でもね、赤ちゃんも頑張ってるんだって。 赤ちゃんの頭蓋骨は頭頂部で重なり合って、 産道を通る時に小さくなるんだって。 旋回して出てくるのも、 産道の幅に合わせて向きを変えるからなんだって。 この世の中に出てくるために一生懸命、頑張ってるんだって。 すごいことだね、産むこと、生まれるってことは。 かわいいキミに会うために、お母さん頑張る。 キミも頑張って、生まれてきてね。 ...
|
|