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ちがうよ、生きていくために産まれてきたんじゃないよ。 しあわせになるためにだよ。
オーバーワークでくたくた。めまいがする。
きのう会った男の人。 「ぼく、覚えてますよ。前もお会いしましたよね?」
覚えてないでください。 あのころは失態さらしまくってて、 じぶんでも覚えていたくなくってあんまり覚えていないんです。
あのころのコワレタわたしはわたしじゃないから、だなんていいません。 あのころのコワレタわたしもわたしです。断言します。
きのうは「変々体々」@ギャラリー360°とEd Enberley。 きょうは「幸福論」@写真美術館。 おしごとのあとにつかれた躰をひきずって、 強迫観念的にうごきまわる。
どうして?なんのためにここまで?これから? なんて思考が出口もなくぐるぐるまわるけど 思い出した。
「居場所がほしくて」作っているんだった。
わたしの居場所なんてないんでしょう。 って、ずっとずっと、どこかで感じていたから。
たとえばいつ消えてしまってもわたしは まわりのひとに「やっぱり」って思われてしまうだろうから。 そのふがいなさをどうにかしたくて。 あのひとがこの世からいなくなったときわたしは 「どうして??」 ってなんどもなんども空にむかって問いかけたのに。 いついなくなってもおかしくないくらい、わたしは危うい。 それが死ぬほどくやしい。だから死なない。
わたしが生きているのは 物語ではないといってください。 目を見て。
わたしにとって、 作ることは生きること。
るう
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