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2003年01月07日(火) おめでとう寿。

防虫香を桐の中へ。

哲生が結婚したので、お祝の品を探しに行く。

この人の趣味はよくわからないから、というかことごとく趣味が合わないから、私の趣味で選ぶことにした。
でも女の子が選んだぽくないものをものを。


結局決めたのは、とある画家のラベルの貼られた
おいしい(らしい)日本酒。
わたしおさけよくわかんないから、雰囲気だけで選んじゃったよ。

まアいいでショ。

好きな人たちに贈り物ができるのはすばらしい。しかも寿の贈り物。
わーいわーい。
と心の中は踊りっぱなし。


帰り道、ラメストッキングがふとももにレースがこすれて痛かった。
これは血行不良になるかも。
やはりガーターベルトがよいかしら。ずっと憧れつつもまだしたことない。持ってない。欲しいな欲しいなと思いつつ、そのまんま。

やっぱりいろんなかっこしたいな。したことないけどギャルとか。娼婦ぽい格好とか、お姫さまみたいなドレスとか、コルセットとかボンテージ。

結婚式なんて披露宴なんて今まで憧れなんてなかったけど。
やはりこういう晴れの日を迎えられてその場に呼んでいただいて、嬉しかったし、今までの彼を知ってるから、なによりも感動した。彼の隣ではにかんでるようなお嫁ちゃんもかわいくて。

おめでとうね。

と、お気に入りの黒の振袖で女学生みたいな三つ編みで、にこにこ笑ってたあの日あの場所にいたあたしもしあわせだった。

いい映画を一本、じっくりみたような暖かいぬくもりを感じてた。
あんなすてきな場所に御招待、どうもありがとう。


なんてことを松栄堂の香で思い出した。




るう |MAIL




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