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ようちゃん(仮名)。 もう吹っ切れたと思いつつも彼に似たひとを見ると 今でも動揺する。 ようちゃんまえみたくるうちゃん大丈夫いい子だからお休みってゆってよぉ-。 あたしようちゃんに八つ当たりみたいのはいっぱいしてたけど 本との弱いところは見せてなかったな。 きみの事も聞けずじまいだった。あたしはあたしばっかりで。 あたしの方が位置的に先輩だったし、哲生の手前もあったんだろうね。 君は哲生にはお世話になってたのだろうから。 ようちゃんがいろいろゆってくれたときあたしはなんにも信じられなくて おこってばっかりいたな。 調子いいなと思いつつもその危うげなとこが好きだったのね。 最初あたしが珍しく日本画なんぞにはまってた時ようちゃんはぼく絵描くの得意なんですよーってゆって絵見せてくれたな。 わざわざ持ってきてくれて。 なんかもうようちゃんに相談できないのね。 あたしはそんなに器用な女ではないのでこれきりね。 どうしてあたしはるうさんの声が聴きたくて電話したとか僕は素直なんですよとか君のそういう言葉を信じられずにいたのだろう。 もう恋のトラウマなんて、消えたと思っていたのに。 結局君の好きな本とか血液型とか、 訊いてなくて、あたしの傷も曝せなかった。 曝してたら何か変わってただろうか?確信は持てないけどきっとようちゃんは優しい人だったから、自分の血を流すことによってようちゃんに優しくされたら、あたしはきっと彼を信じられたのだろう。 るうさんおれのはなしきいてる? ってことばに、あ、るうねぇ時々思考ぶっ飛んでるから、飛んでたらその都度ゆってくれると有り難いの面倒だろうけどごめんねお願い。 もう逢えないんだよ逢いたかったのに人は変わっちゃうし。 あたしが逢いたかったのはあのときのようちゃんだから、 何年後とかにもし逢えたとしてもそれは違う人なの。 もう逢えないの。 ようちゃん。 素直になれてたらもしかしたら違ってたんだろうなってすごく思うから あたしは肝心なことはいつも云えずに誤魔化すために他の話ばかりして、謎々ごっこばかりして。 ようちゃんの声好きだった。甘くって。 もう聞けないんだなぁ。
るう
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