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■ Veronica persica
「Veronica persica」
青く小さく可愛らしく
いつの間にか咲きほこる
大事な人が苦しい時
ハンカチで汗をぬぐう
（キリストが十字架を背負ってる時
ハンカチで汗を拭ってあげた女性
という言い伝えがあるらしい）
大事な人の血が滴ったその場所に
私は咲く
（キリストの血の滴った場所に
この花が咲いたらしい）
気づかれないように咲いて
あっという間に咲き終わる
そういう野の花、「Veronica persica」。
この花で、詩をつくりたいなぁ。
名も知らず、大好きな花だから
ググってみて
このお花の名前を知った。
日本名では「オオイヌフグリ」
う〜む この名前じゃサマにならねぇｗ
やっぱ原語でいこうっと。
詩にするのどうやろうかなぁ
花視点でいくか、
花を見る私視点でいくか
花を見る客観的視点でいくか
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青く小さく
一瞬だけど
咲きほこる
気づかれない程
小さいけれど
あなたの流した汗と血の下に
精一杯の笑顔で
矢面にたって
戦ってくれるあなたの背中を
一生懸命追いかけて
思い悩む時も
煮詰まった時も
孤独で押しつぶされそうな時も
あなたがいつも居てくれて
私の咎を溶かしてくれた
おかげで私は
今年も可憐に咲きほこる
多くの人は
春に一瞬 現れる
私の花びらに気づかずに
急いで日々を駆け抜ける
空の星も 地の花も
何も観る暇もなく
コンクリートジャングルに
吸い込まれていく
なんだかとても忙しそう
血を流して戦ってくれた、
私を咲かせてくれたあなたが
あの忙しい人々の前にも
現れてくれますように・・・
2021年07月10日(土)
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