Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 フルートとライブ。

 1/31、某ライブハウスで フルートとジョイントライブをした。


 ナンバーは、

 童謡、懐かしの日本歌謡、J−POP、

 クラシックのポピュラーアレンジ、洋楽全般、ボサノバ etc...


 ジャンルだけ見ると、何でもアリ。 ごちゃごちゃ?

 でも「フルート」という 括りがあるから、

 一応統一感はあったかな?


 つい最近まで、クラシック主体の活動だった。

 競争フィールド。トップを目指す世界。

 自分の位置に満足できず、どうしても見切りをつけれなかった。

 ラフマニノフ、リストなど 長時間の超難曲を 
 
 泣きながら 譜読みして・・・


 いくつか結果を出して来たけど、

 とりあえず 

 「日本ピアノコンクール全国大会1位」

 という結果をもらって、

 ちょっと 満足してしまった。

 「ああ・・・、 もう、いいかな。」  って。

 自分で 限界の境界線を、ここで 引こうかな、っていう気になった。
 
 好きだけど、自分のフィールドでは、ないな、、、と思いながら、

 周囲は それを目指す価値観の人ばかりだったから、

 何か 捨てられなかった。

 「執着」かな。 


 でも確かに、これが出来ているからこそ、表現出来る音楽がある。

 これを「捨てる」事は、やっぱり どうしても出来ない。

 だから、自分の「エッセンス」にする事にした。

 一つの「武器」として、大事に磨いていく事にした。


 フルートの子とのライブは、
 
 うーん、音楽やってない人が 見ると、

 「クラシックあれだけすらすら弾けるんだから、

  ポピュラーは お茶の子さいさいなんじゃない?」

 と 思うのかもしれない。


 でもね、違うのぉぉ!!


 ポピュラーをやると途端に!

 初めての発表会におろおろする 子供みたい。

 
 イカしたコードの押さえ方が 出来ない。

 その曲のリズムの ノリ を 出す事が 出来ない。

 気の利いた アドリブフレーズが 全然出ない。

 
 へったくそだ・・・・・・・・。


 かなり、自己嫌悪になる。

 ボキャブラリーが すごく乏しい、英会話のレッスンのようだ。

 自分で 「なーに言ってんの私・・・け。」

 って 自己つっこみを入れてる中、

 人様に聞いてもらわなきゃならない。

 さらしもん。

 
 「また、一から、、いや まぁ二、くらいから、

  積み上げ直しだぁ・・・」

 
 と、うんざりしながら、1年ちょっと。

 
 デビューかぁ。

 どういう形で したいのか、 まだ わからない。

 ピアニストなのか、ソングライターなのか、作曲家なのか、

 バンドなのか、シンガー(こりゃないか・・^^;)なのか・・・。


 ごちゃごちゃだね。考えが。

 今年は

 「オリジナルの活動をしたい!」

 とは 思っているんだけどね。
 

2004年02月02日(月)
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