一日一忍
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童話物語がおもしろかった!
結局買いました。そして2日間で読破。おもしろかったよー。
読んでない方にはさっぱりですが、ルージャン、かっこよかったなあ。 最初だけのいじめっこで終わりなのかと思ったらあらあら。
下巻でえらく男前になりましたな。
でも、読み終わって1番心に残った登場人物は妖精ヴォー。 好きだったー・・・。 後半の痛々しい姿が読んでてホント辛かった。 でも読みが浅い私にはなんでヴォーがあんなことまでしたのかよく分からないんですよ。分からない、というか・・・なんだろ。上手く説明できないというか。
登場シーンのいたずらっぽい笑顔がずっと焼きついて離れないです。 挿絵で描かれているわけじゃないんですが、すんなり想像できたあの笑顔が。
あと、上巻ラストの方の「死ねよフィツ」の台詞が印象的。 妖精なのに、って一瞬思いましたわ。 頭のどこかで妖精はかわいらしくて神秘的で、そして無害なものだという観念を持っていた自分にとって、ヴォーの存在はあまりにもショックでした。 フィツが言ってたように妖精にもいいヤツと悪いヤツがいるんだと。 そういう妖精がいるのは当たり前なんだな、と改めて認識。
良かったです。 生の話。 ナマモノの童話。
ミズシマ
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