TENSEI塵語

2007年05月22日(火) 暑い日、、白鵬単独10連勝

昨日は実に5月らしい、多少気温は高めでもさわやかで心地よい陽気だった。
職場では、暑い暑いと大げさに騒ぎ扇子をぱたぱたやってる暑がりさん達も
いたが、昨日のあの空気を暑いなんて言っていたら、
7〜9月には、暑さを形容する言葉に窮してしまうだろう。

5月に入ってから、そういう心地よい日が何日かあった。
しかし、そういう日が何日も続くところが5月のいいところだったのに、
今月のようすを見ていると、1日か2日そういう日があっても、
すぐに暑い日がやってきてしまう。
暑い日が2〜3日続くと、雨や曇でやや冷たい風が吹き、またやり直し。。
この、1、2日陽の光に照らされると以上に暖まってしまうのが、
どうも異常な感じだ。

帰り道、車のラジオで聞いたのが、白鵬がついに初日から10連勝、
朝青龍が安美錦にきわどい負けを喫して、1敗、白鵬単独トップ。
長いこと待ち望んでいた構図なのだが、ここ何場所か、
白鵬は常に初日に土、、、常に後を追うしかない展開だった。
なぜ初日に負けてしまうのか、それを克服しない限り、
まだまだ横綱にはなってほしくない、と思っていたが、好転して来ている。
白鵬は、横綱になるならないよりも、常に優勝争いの中心であるべきだ、
というのが、私の願いだ。

どんな取り組みだったのかを見たくて、ニュース番組を3つ見たが、
相撲のコーナーはあっという間に終わった。
ひとつは、朝青龍戦だけを放映した。
あとの2つは、朝青龍戦と白鵬戦の2つだけを放映した。
まったく、、、何てことだ。
国技国技と言いながら、何という粗末な扱いだろうか。。。
国粋主義者の晋三ぼっちゃんに一言言ってもらわねば困る。

朝青龍の負け方は、実に微妙だった。
私が見る限りでは、朝青龍が宙に浮いている間に安美錦が倒れた。
超スローモーションで見せてもらえないので、ちゃんと確認できない。
物言いもつかなかったから、跳ぶ前に踵ぐらいが出ていたのかもしれない。
白鵬びいきとしては、ラッキ!! って感じである。

白鵬の取り口を今場所何度か見たが、何か小さくなったような感じだ。
白鵬びいきになったころの、鮮やかさがあまり感じられなくなった。
あのころは、貴乃花や千代の富士のような横綱になると思っていたのだ。
つまり、相撲の模範的存在である。
そういう点でちょっと残念な感じは否めないのだが、
しかし、臨機応変な点では着実に実力をつけてきているように思う。
どんな展開になっても、よく見て対処してやるぞ、というような。。。
まだ若い、、、さまざまな相撲センスを磨いて欲しいものだ。
とにかく、先の楽しみな力士である。


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