きょうは吹奏楽からは解放されたけれど、自主出勤して仕事をした。 きょう1番の仕事は、読書感想文の優秀賞の賞状作りである。
賞状の用紙だけを買って、中の文字を全部PCで印刷するのは得意技だが、 厄介なことに、文と、年月日のところと、学校名の印刷された賞状が、 司書室に100枚以上も印刷されて残っている。 しかもA3よりもちょっと大きめの立派な賞状である。 これを全部捨ててしまうわけにもいくまい。 よくよく見れば、賞の名称から受賞者の氏名、年月日、校長名まで、 筆の手書きで書き込むために作られたものである。
これには参った。 書道を小学校の1年生の時から中二までやって、一応五段か六段か、 特別会員の手前までやっていたのだから、自分で書けばよさそうなものだし、 ペン書きの字を見たことのある人は、書けるでしょ?と言ってくれるのだが、 太筆ならともかく、私は細筆・中筆はからきしダメである。 書道を習っていたころも、清書ができあがって、細筆で名前を書いて出すと、 名前書かんときゃよかったな、とよく先生に言われたものである。 祝儀袋や香典袋に書くときも、何度練習してから書いても、ダメである。 最近はもう諦めて、サインペンで書いて知らんぷりしている。 半紙に大きい字を書く分には、それほど抵抗なく書ける。 妻が書道の授業をしなければならなかった年や、子どもが小学生だった頃は、 お手本をしばしば書かされたものだが、数枚練習すれば勘が戻って、 いかにもお手本らしい楷書が書けたものである。 しかし、細筆・中筆はまったくダメである。 行書や草書に入る前に書道をやめてしまったから、ますますダメである。 まったく役立たずの書道である。
で、誰かに頼まなければならないのだが、 こういう労を誰かに押しつけるのが、たいへん申し訳ないしイヤなのである。 それで、PCで何とか賞状のレイアウトに合わせて印字できないか、と、 きょうの第一の仕事はそれだったのである。 自分ですべて作るよりも、空いたところに合わせるという厄介さはあるが、 位置の微調整を繰り返せば必ずできるはずだ。
まずindex の計算式を使って、賞の名前や氏名が自動で入るようにし、 プレビューを見ながら、フォントサイズを試行錯誤で決めて行き、 だいたいの配置が決まってから、A3用紙に印刷してみて賞状と重ね合わせ、 十数枚試し刷りをして、ようやく配置が決まって、賞状の印刷ができた。 賞状の用紙がかなり厚いので、自動印刷のマクロは使うのをやめた。 太楷書体は字があまりに整いすぎているので、行書体を採用した。 これだけで、2時間近くを要してしまった。 平日に仕事の合間にできるような作業ではない。 筆で書けるなら、筆で書いた方がよっぽど楽だし早いはずである。 今まで何度自分で書けないことを恨めしく思ったことだろう。 なまじ習っていたことがあるもんだから、かえって悔しいのだ。
しかし、来年からはこれで、筆で書くよりも早く簡単にできるわけだ。 最初は労力がかかるけれど、今後、実質的には省エネになるはずだ。 誰の手を煩わせる必要もないし、10分もあればできてしまう。 次に誰が図書主任になろうと、PCさえ使えれば難なくできるわけだし。。
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