| 2004年12月07日(火) |
「愛の群像」見終わる |
見始めたころには想像できなかったほど、泣かされた。 たいていのドラマでは、気に入ったヒロインに直接関わるところで 泣かされるものだが、このドラマの泣かせどころはかなり広い。 頑固親父が理解を示すようになってからのセリフにも泣かされ、 男同士の会話にさえ泣かされたりする。 ヒロインのシニョンの思いに同化して泣くようなことはほとんどない。
そもそも、最後までヒロインを贔屓にできなかった。 脇役のヒョンスばかり、絶望的に応援し続けていた。 ラスト2話にはもう贔屓のヒョンスは出てこなくなって、 つまらなくなってもよかったのだが、もう途中でやめられなくなった。
興味津々だったラストではちっとも泣けなかった。 あのヒロインでは泣けない。 けれども、いいラストだった。 44話という長いドラマのラストにしては、引き際を心得ている。
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