一昨日の日記にそのまま続きを書き足すつもりでいたが、 今夜10時からのヨンくんの特番で、あの惨事の舞台裏も描いていたので、 改めてきょうの日付で続きを書くことにした。 (そうでなきゃ、どうせ、採点がイヤじゃ、採点がイヤじゃと書くしか 能がなさそうだし、、、今はちょうどそういう時期なのだ)
きょうの番組によれば、1000人も集まっているファンを眺めつつ、 スタッフたちと、警察やホテル側との間で盛んに協議が交わされた。 警察・ホテル側は、事故が起こってはいけないの一点張りで、 どうしてもホテルの裏からファンに姿を見せずに出ることを主張する。 ファンの方は、しかし、駐車場の車道部分には出ないようにして、 柵の背後に広がって固まって待っている。 私は、若い子たちが何千人も集まる場合とは違うような気がした。 結局、集まったファンに何の挨拶もなく去ることはできないという理由で、 ヨンくん側は表から駐車場を通って出ることにした。 日本側のマネージメントを務める人が、ファンの前で拡声器でそれを説明し、 決してその場を動かないよう、懸命のお願いをした。 これで、大惨事が起こるものかなぁ、と私は疑問に思った。
その後、警官のひとりが、その人物に向かって、問題発言だと非難した。 「何かあったら誰が責任取るんだ、あなた責任取るんですか」と、 かなりの剣幕である。 それからまた、深刻な緊急会議が開かれ、警察の指示に従え、ということに なったが、ホテルを出る直前に、ヨンくん側はそれを覆した。 早朝から集まったファンを無視して出ることはできないという思いが強く、 正面から出ることにした。 ところが、その時には、ホテル側からファンの集団に向かって、 こちらからヨン様がでることはない、という宣告がなされてしまっていた。 それで、あきらめてそれまでの場所を離れてしまった人たちがいた。
ヨンくんの車が出発しても、しばらくは穏やかな状態だった。 まだ場所を動かずに立っているファンたちも車の向こうで、動かずにいる。 ところが、横の方から、走って近寄ってくるファンが次々現れた。 定位置からいったん離れてしまった者にとっては、囲いなどなくなっている。 あっという間に車を包囲してしまった。 そうなると、私も、私も、お側へ、、となるのは当然である。 特定の規律違反者だけがトクをするのは耐えられない心理が働くからだ。 私だってお側でお顔を拝見したい、と躍起になるのは当たり前である。
これは、警察の事なかれ主義が招いた惨事だろう。 きちんと説明して、約束であることを強調しておけば、 厚かましさ・図太さの代名詞であるオバタリアン級のおばさんがあの中に 紛れ込んでいたとしても、あんな惨事にはならなかったと私は思う。 ヨンくんを一目見たくて、そうして、ちらっと見えただけでも、 帰ってからの自慢のタネにしたくて集まってきた人たちである。 ヨンくんを見るためなら、ほとんどの人が条件を飲んだはずである。 誤りは、あの集団をいったん解散させたところにある。
それはともかくとして、私は、あんな所にファンが集まることを批判する。 空港で出迎え、来日を歓迎してあげるところまでは許せる。 しかし、その後の私的な時間はそっとしておいてあげるのがファンの務めだ。 肉眼でお会いしたい気持ちもわかる。 私だって菜々子さまを一目見たい。 けれども、そのために自宅周辺で張ったり、仕事場に押しかけたりしない。 ファンがタレントの私生活までとやかく干渉する権利はないのだ。 あの人たちは、メディアを通じて様々な表現行為をするのが仕事で、 我々の基本は、メディアを通じて彼らの魅力を享受することだけである。 どこかで生身の彼らと偶然出会えれば、それは幸運だけど、 出会いをムリに求めて、私生活の時間を脅かしてはいけないのだ。
そのために、あの直後の、写真集発売で晴れがましいはずの記者会見が、 事故に対する謝罪の場に一変してしまった。 あそこに集まって暴走してしまったおばさんたちの責任は大きい。 のみならず、日本全国のヨンくんファンが、ひょっとしたら、 今まで以上にあのバカたちの一味のように見られるかも知れない。 夫から「お前もいい加減にしろよ」などと説教された妻もいるかもしれない。
余計なことだが、ヤマギワソフトという店から来たメルマガに促されて、 この店のヨンくんの写真集のサイトに行ってみたのが8時過ぎだ。 写真集2冊とDVD1枚で14700円(◎◎; かなり高価で、1品ずつに分けても、かなり割高な買い物である。 写真集1冊あたりとしても、DVD1枚あたりとしても、高すぎる。 その時間には「あと183冊です」などと在庫が示されていた。 そのままスリープ状態にして他ごとをしていて、 このヨンくんの特番が終わってからPCに戻り、 さっきと同じ写真集のページがそのまま出てきたので、 試しにページ更新してみたら、「売り切れました」と出ていた。 すでに50万部売れているという情報もある(◎◎; 何というパワーなのであろうか、このおばさんたちは、、!
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