先日、ふと、なぜ「たなばた」って言うのかな? と疑問に思った。 「七夕」をどう読もうとしても、「たなばた」とは読めないではないか。 今までにも時折疑問に思いつつ、調べず終いになっていたことを調べてみた。
「たなばた」は、「棚機」つまり機織り機のことである。 「七夕」と呼んでいるのは、「たなばたつめ」つまり「機を織る女」の略で 織女星を祭る行事を「たなばた」と呼び、 7月7日の夕べのことだから、「七夕」という字を当てたわけである。
授業でそんな話をするついでに、本当はきょうじゃない、などと爆弾発言。 幼稚園・保育園や小学校で、あたかもきょうであるがごとくに、 願い事を色紙に書いて笹の葉にぶら下げてきたみたいだけれど、 本当はそれじゃあ願い事が叶うわけがない、と残酷なことを言った。 小さい子に話しちゃいかん、などといらん注意を与えつつ。。。
七夕は旧暦の行事だから、今年だと8月4日になるのである。 それは実は、立秋のころである。 小さいころから教わっていた新暦の7月7日だと、 たいていまだ梅雨が明けてなかったりして、天の川は雲の向こうにある。 朝のラジオの気象協会の話では、?4年前に晴れたきり毎年曇か雨だそうだ。 けれども、本来の七夕は、この五月雨の残る夏の風情でなく、 確かにまだ暑さの残る夏休みのただ中であっても、 初秋の風情の中で行われてきた行事である。
こういう新暦と旧暦の混在を、日本人は忘れるべきではないと思う。 昨今はNHKのアナウンサーでも、GWのころに五月晴れなんて言葉を平然と使っている。。。
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