きょうのように、後から後から日程が埋められて、 やろうと思っていた仕事がぜんぜんできない日も、そうあるわけではない。 きょうは、授業が3時間で、教科会が入っていたが、 さらに他日からの授業変更が入っているわ、自習監督が入るわ、 終礼には行かなきゃいけないし、業後の図書館監督と戸締まりも代行。 他校からの講習会の問い合わせもあるし、部活の生徒からの相談事も増え、 10分放課ものんびり過ごすことが少なくなっている。
もともと、教員になって以来、空き時間ものんびり過ごさない習慣になっていて、 部活も忙しく、分掌の仕事も忙しかった3年ほど前までは、 何かと忙殺されてあくせくするのが当たり前だったから、 1日中日程が埋まっていたって何も不満に思う必要はないのだが、 〆切間際の成績処理がまったく進められなかったのは、大変痛い。 しょうがないから、業後、司書室でやろうかと思っていたら、 生徒が多すぎて、成績表をパソコンで開くわけには行かなかった。 夏休みの読書感想文の要項だけ簡単に作ろうと思って始めたら、 意外と時間がかかって、帰りが遅くなってしまった。 7時ちょっと前に帰宅したのだが、妻がまだ帰ってないので、 休む間もなく、夕飯の支度。。。 脚が棒状態だが、しょうがない。 (昨夜や明晩のように、遅くなることがわかっているときは、娘に任せる) 遅い夕食後、成績処理を済ませて、そのころさらに降りかかってくるのが、 妻のパソコンでの仕事の、仕上げの手伝い。
1日24時間というのは、短すぎると、今週は特に(またもや)痛感する。
ところで、なしにしてくれないかなぁ、、、と願った教科会は、 やっぱり、有無を言わせてもらえない勢いで開かれた。 再来年度からの科目編成について、中間報告を委員会に持って行かなきゃならない、 ということだったが、こんな忙しいときに意見なんてないよ、と思った。 ところが、忙しいときというのは、案外バタバタと言うべきことがまとまるものである。 今まで、消極的に出していたところを、強硬に持っていってもらうことにした。
1、最低修得単位数に合わせて、一斉必修授業を、1日5時間にする。 1時間目を今までより5分遅らせて、9時に始める。(STの確保) 9時から3時間授業を行い、昼放課を挟んで、午後2時間授業をする。 (昼食が遅すぎるという、いびつな時間割も改善できる) 6時間目は選択授業とし、希望しない者は帰宅、または部活など。
イ、これが認められる可能性があるなら、具体案を真剣に考えるけれども、 とうてい認められないのに試案を出せるほど、暇はない。 ロ、けれども、なぜ、必ず6時間拘束しなければならないか、 その理由はしっかり説明してもらわねばならない。 ハ、これによって、最低単位数のために矛盾だらけだったおかしな点は、 すっきりと解決される。 今までも、必修科目と指定されている科目が不認定でも、 どうして進級・卒業できていたのか、まったくおかしいことばかり。 ニ、「特色」を出すなら、ここまでやらなきゃダメだ。 特別金が出るわけでもなく、施設が増えるわけでもなく、 教員を増やしてもらえるわけでもないから、 思い切った内容的改革なんて、大してできるわけではない。
2、2年次から就職コースのクラスを設定するのは、 生徒自身がまずはっきりと決められないばかりでなく、 人数枠に合わせて強引に調整しなければならないという点で、不都合だ。
今、こうして、書きながら思うに、最低単位数がどんどん減っているのは、 ゆとりのためでしかないのに、どうして、それを実地に反映させてはいけないのだろうか? それとも、生徒が怠けてもいい幅を広げたくて、単位数を減らしているのだろうか? そんなばかな施策はないと思うが。。。
|