昨日の話なんですがね。 私と深く関わりのある方はご存じだと思うんですけど、私の右手手首には生まれつき大きな黒い母斑があるんです。悪性のモノだと皮膚ガンに発展するとかしないとか? まあ、私のは良性なので別にそのままでも問題ないっちゃあないのですが、やっぱり夏場とか腕が出る季節には人の視線が気になるモノなんですよね。バイトなんかしてると特にそうで、おつり返すときにやっぱり見られたり(特に子供の視線が痛い・・・正直なのよね)、お節介なおばさんなんかは「どうしたの?」って聞いてくるんですよね。昔からそうやって聞かれるのには慣れていますが、先天的なものだし上手く説明するのが難しいんですよね。 「別に誰にも迷惑かけていないのに、不潔なものではないのに」小さい頃からずっとそればかり思っていました。 もちろん心配して声をかけてくれた人もいました。見られているというのも被害妄想じゃないかと思われるかもしれません。しかし、それをトータルで考えてもこの右手にある人とは違うものは、私にコンプレックスを背負わせるに充分なものだったのです。 でも今考えたら、これがあったからこそ私はこの右手の醜さを補うために、内面やその他目に映るところだけはせめて美しくあろうと努力するようになったのかもしれません。疎ましく思っていたと同時に感謝するべき憎いヤツだった・・・とでも言うべきでしょうか(笑) と、こないだの成人式の日の日記と似たような考えですが。
前置きが長くなりましたが、なんでこんな事書いたかって言いますと、その右手の母斑を切除して、縫い合わせたんですよ。それが昨日の話。 まだ三分の二しか切除してないんですけどね。いかんせん、規模が大きかったもので切除して縫い合わせて皮膚が伸びるまで待って、さらに半年後くらいに二回目の手術が待っている・・・というスケジュールになってしまったのです。まあ、三回かかると思ってたのが、以外にも二回ですんだのでよかったですけど。 今は一日三回、痛み止めと化膿止めと胃薬を飲んで、手にはぐるぐる包帯で食事はスプーンとフォーク使用ですよ。指先は動かせるのでこうやってキーボードは打てるのですが、手首がまだ動かせない・・・ッつーか今動かしたらまだ完全にくっついてないとこが切れるんで(笑) なので卒業制作どうしようって感じですよ! まさかこんなに動かないとは・・・。包帯のせいもあるとは思いますけど。でも、二枚目の卒制は最初、荒いタッチで絵画的にランダムに絵の具を塗りたくっていくものなんで、どうにかなるかなーとは思ってますが(^^; とりあえず今日は一日家に引きこもって、弟と昨日DVDに撮った「ジュラシックボーイ」を観て、そのあとタクティクスオウガをやりましたが。お姉ちゃんに付き合ってくれてありがとうね(><* 姉バカ。 とにかくなんとか生活していけてるみたいなんで一安心です。 綺麗な右手になれるのはあと半年とちょっとかな〜・・・。でも、きっと今が一番キツイ時期だと思うんで頑張って生きてゆきます。オス。
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