ずんだいありー
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2004年12月19日(日) そうだよ

昼起床。

結局、中野TIPに行くことにした。M子も一緒。
中野駅行きバス停近くにあるイタリアンの小さなレストランからいい香りがする。
江古田でご飯を食べたことなんてあんまりないので思い切って入ってみる。

結果はアタリ。
頼んだCセットは900円ながらサラダ・スープがついてくる。いろいろな種類の野菜が
カットされたミネストローネは美味しかった。パスタはカブとオリーブオイルのパスタ。
カブなんていう日本野菜を使ってこんなに美味しいパスタをさくっと作るお店があった
ことを知らないでいた。今更発見。超、ラッキー。また来る。

中野TIP。
マシンを適当にこなした後に二人で「やさしいウォーク」に参加。M子はエアロビクス
2回目。ちょっと真面目にこなしているあなたを見るのはなかなかウケるわ、M子。
付き合ってくれてありがとう。

その後、義姉が池袋で買い物するというので1800に待ち合わせ。
SHIPSで今年1月に買ったコットンジャケットの袖丈を直してもらう。

することもないのでさささっと二人でPARCOの8F「ブコディムーロ」へ。
前菜、パスタを食べる。
母親が大腸にポリープorガンの疑いありということなので既に寝ているだろうが
一応顔を見に行くということで義姉を車で実家まで。

2300前に父親が帰宅。
酔っている。
何が理由かわからないが突然、
「Z(アタシ)は俺のことが本当は大嫌いで大嫌いでしょうがないんだ。俺は
分かってるんだ。昔からそうだった。それでも俺を好きなようなそぶりを見せる
んだ。ナカナカの演技者だよ。俺なんかいなければいいって思ってるんだ。」

「こいつは俺の好きなものは絶対に食べないんだよ。俺の好きな食べ物は絶対に
食べないんだ」

「俺はZにもいろいろと迷惑をかけてひどいことをした。でもそれはしょうがない」

「Zは本当に俺が嫌いだが母親だけには本当に優しいんだ。メールをしたり電話したり。」

と、義姉に向かって話す話す。義姉もなれたものとはいえ、焦るよね〜。
アッシは気分が悪くなってきて「そんなことないよ」と引きつりながら距離をおく。

「明日、仕事だからそろそろ帰るね」と言い、家を後にする。

このまえもそうだった。
今回もそうだった。
とにかく居心地が悪い。

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父親が嫌いだというのは事実だし、父親が言っていることに外れていることはない。
言っていることは全て当っている。それを姉に言っても別にいい。姉も自分のことを
随分理解してくれている。

でも、父親が分かっていないのは本人にその理由があるということだろう。

彼はそれを時代のせいにしていた。
「兄貴とは時間があった、若かった頃だからキャッチボールもした。Zのとき、自分は
とにかく忙しすぎてキャッチボールをしたことすらない」

そう。アッシは父親とキャッチボールなんてしたことない。
もともと野球なんて野蛮で出来ない、と思っていたんだから無理な話。

細かいことはどうでもいい。
とにかく、なんだか傷つくんだよ。
子どもの頃からの傷。カサブタを何度もはがされてはカサブタをまた作る傷。

その傷から自分を守るにはその傷に触れないこと。
そういう環境に属さないコトだって実家を離れた19のときに分かっていたのにね。

もう、自分の生活に父親を必要とすることは本当にないんだ。
存在を無視して黙殺してもいいんだ。

でも実家に戻ると瞬間的に自分の血管が彼らとつながって彼らから血液を
補給されないと生きていることが出来ないような気持ちになる。自分で
生きていくことができないよ、と言い放たれているような。

酒を飲んだときには「大嫌い」といい、飲んでいないときには「実家に帰ってきて
顔を見せろ」という父親。

もう、早くあなたの中で僕を殺してください。
僕の中では既にあなたは「役立たず」でしかないんだから。

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帰りの車中、誰かに「俺はお前を愛してるよ」と言ってもらいたくなって
しょうがなかった。自分に大切な人がいたら「俺のこと愛してる?」
って聞きたかった。

んなやつ、いないんだけど。

終末的週末終了。


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