書きかけですが  2005年04月02日(土)



03年度にかいた教師×小学生パラレル。最近これの続きを考えるようになっちゃったのでついついのせてみたり。





+++++++++++++++++TEIUKA KAKIKAKE TTEIUNOGA ITIBANN YADAYONE++++







忠之介は教室に残されていた。原因は掃除の時間ふざけてピッチャーの投球練習のまねごとをゴムボールを持ちながらしていたら、実際にそれが飛んでしまい教室の扉の窓を割ってしまったのだ。運が良いことに怪我人は出なかったが、今は担任の牛尾と教室に残っていた。
忠之介はとても顔を上げれなかった。顔を上げたらまともに怒っている顔をした牛尾を見ることになる。牛尾は説教をするとき暫く沈黙することがある。その沈黙がまた怖く、忠之介の無意識の恐怖を大きくさせた。
しかし口を開けば忠之介の胸を痛く突く言葉ばかり。小学校四年生の忠之介は素直すぎる。素直だからこそ自分のしてしまったことを強く罪悪感を覚え、それを責められても反論の一つも出来ずにどんどんと心が沈んでいく。

「もしこれで怪我をする子が出たらどうするつもりだったんだい?そんなことも分からないほど子供なのかい君は」

忠之介はびくびくと体を震わせている。牛尾は机の前の椅子に座り、その近くに忠之介は立っていた。牛尾は怖い先生だと評判されていて、また忠之介もそういう風に思っていた。子供相手にも無愛想。生徒が何かをしたらこっぴどく怒る。しかも怒鳴りつけるのではなく、銃で無造作に撃つわけではなくまるで時代劇に出てくるお侍のような鋭い刀の振り下ろし方で怒るのだ。それが怒鳴り慣れている問題児も牛尾を恐がっている理由である。口うるさいと言うほどでもないが、それでも確かに怒られるのは怖いのだ。

「ごめんなさいっす……」

忠之介は涙が目に溜まりながらも何度目か分からない謝罪を述べた。子供らしいつたない言葉でしか謝れない忠之介の精一杯であった。牛尾に怒られることは怖い。恐らく校長先生に怒られたってこれ程までには怖くない。
牛尾は少しだけ間を置いた後ゆっくりと口の形を作った。その間もまた忠之介には怖い。

「もうしないね?」

そう聞いてきた。忠之介は「はい」と掠れ声で答え牛尾もそれを聞いて「じゃあ帰って良し」と告げた。しかし忠之介はすぐには帰らなかった。
牛尾はずっと立ったままの忠之介をおかしく思いどうかしたかと声を掛けようとする。しかしその前に忠之介は泣き出した。
牛尾は唖然とする。説教をしている間には涙を必死で堪えていたのに解放されてから泣き出すとは思っていなかったのだ。泣き止ますのは得意分野ではないと思いながらも忠之介に声を掛ける。

「泣いたって意味はないだろう。これからしなければ良いんだから。そういう風に今約束しただろう?」
「……ごめん…なさい、ごめんなさい」
「だから、忠之介くん…」
「怒らないでくださいっす………嫌わないで、くださいっす」

牛尾はピタリと動きを止めた。子津は泣きじゃくる顔を必死に手で拭いながらも懇願するように言葉を搾り取る。

「嫌だあ……牛尾先生に嫌われるのは嫌っすよお……」

確かに牛尾は怖い。だが、それは怒り方が怖いだとか、そういう意味ではない。忠之介は純粋に牛尾を慕っていた。好きな人に嫌われるのは怖い。怒られる、ということは自分に呆れてもう構ってもらえないかもしれない、そういう考えから忠之介は異常なまでに牛尾から怒られることを怖がっていた。
今まで牛尾に細かい注意をされることがあっても放課後残されて怒られることは忠之介は初めてであった。ただでさえ無愛想であまり喋らなくて此方から話しかけなければ会話が取れない牛尾と更に会話も出来なくなるかもしれない。嫌われればそうなる。
だから忠之介はそうなることを怖がって泣いている。ふええ、と幼い泣き方をしてひっくひっくと嗚咽を喉で鳴らす。
牛尾はどうするべきか戸惑っていた。怒られてる最中に泣いてしまうのは良くあることだ。それは子供が「悪いことをした」という意識に敏感であり、「大人」という絶対的権力に怒られるということを怖がるからである。子供にとって大人というものは法律のようなものである。悪いことも良いことも何も知らない子供達にそれを教えるのが大人であるからだ。その大人が自分のしたことを悪いと責められては、泣くのも当たり前なのである。
しかし今はそういうことではない。忠之介が自分を慕っていることなど牛尾は知っていた。子供とコミニュケーションも取らない自分に(周りの先生からはもう少し優しくしなさいと口うるさく言われるが)最も話しかけ後を付いてくる生徒だった。給食の準備中などにも此方にやってきて自分のことを話そうとする。それをある程度聞き終わると「給食の手伝いをしなさい」と牛尾は言うのだが、忠之介は酷くしょげた顔をして戻るのである。
そして何かしらと近くに忠之介は寄ってくる。別にそれを止めろとは言いはしないが他に忠之介がするべきことがあったらそれをしなさいと言うぐらいである。
だから自分に怒られると言うことがどれだけ忠之介にとって重大事件かはぐらいは分かる。しかし、まさかこんな泣き方をされるとは思ってもいなかったので対処の仕方に牛尾は困った。

「忠之介くん、別に僕は怒ってないから……」
「嘘っすよぉ……だって先生さっきから怖い顔して……」
「それはいつものことだから。もう怒ってないし、嫌ってもいないから。早く帰りなさい」
「ほら、やっぱり僕と一緒にいるの嫌なんすね。僕の顔も見たくないんすねー!!」

そう言って更に激しく忠之介は泣き出した。牛尾は自分の早く帰れという失言を悔やんでから溜息を吐く。
忠之介はずっと泣いている。顔を赤くしながら目元を拭い、顔をぐちゃぐちゃにさせながら。牛尾はそれを見ていた。

「……嫌ってないから、本当に」
「うっ……うぇっ……ひっ……」
「……ちっ」

牛尾は舌打ちをした。忠之介はそれにビクッと震える。

(−やっぱり嫌われた!)

地球のどん底まで落とされた気分だった。救いも何もなく、胸が痛いとかのレベルも通り越した。忠之介は自分は辛さのあまり死んでしまうのではないかとそう思った。
しかし、次の瞬間忠之介には予期しないことが起こる。牛尾が忠之介の腕を掴み自分の方に引っ張った。忠之介はそれに驚いて抵抗する暇も与えられず、呆気なく牛尾の腕の中に収まる。そして、忠之介は思わず固まった。
牛尾の唇と忠之介の唇がくっついていた。忠之介は固まったまま動けなく、大きく目を見開く。いつも怖い顔をしていても大好きな牛尾の顔が間近にあって緑色の瞳は瞼で閉じられていた。
これがキスと呼ばれる物だと気づくのに忠之介はワンテンポ遅れた。気づいた直後に牛尾は忠之介から顔を離し、いつも通りの顔で忠之介を見た。

「泣き止んだら、帰りなさい」

忠之介の目からはもう涙は流れていなかった。けれど忠之介は動かなかった。
牛尾は面倒くさく思いながらももう一度声を掛けようとする。だけどその前に閉じた口が開きやしない。
忠之介はいきなり牛尾に抱きついた。そして心なしか震えている。

「い、今のもう一度してくれるまで離れないっす……」

忠之介はそう言うとぎゅうっと牛尾に抱きついた。牛尾は少し固まった後、口を開く。

「そんなことを言ってないで帰りなさい。もう暗くなる」
「い、嫌っす!」
「我が侭を言う子は嫌いだ」

牛尾の冷たい言葉に忠之介はビクッと体を震わす。また泣きそうになるが、それでも忠之介は離れなかった。

「…い、嫌…っす……」
「何が嫌なの、帰るのが嫌なの、僕に嫌われるのが嫌なの」
「どっちもっす……」
「それが我が侭って言うんだよ」

忠之介はやはりびくびくと震え、涙目になるが離れられなかった。大好きな先生があんなことをしてくれたら、誰だってそう素直には従えない。
牛尾は長い間考えた後、やがて溜息を吐いた。仕方なさそうにしながらも忠之介を持ち上げ、ちゃんと自分の脚の上に乗せた。

「……良いよ、もう一回して上げる。でも君が嫌だって言っても止めてあげないから」

え、と忠之介は牛尾が何を言ってるのか理解できなかったがそんなことを考える余裕も与えられないで忠之介は牛尾からまた唇を重ねられた。

「ん……」

ぎゅ、と忠之介は牛尾の服を掴む。柔らかい牛尾の唇の感触を感じ、しばし夢見心地でいたのだが、いきなり牛尾は忠之介の唇を無理矢理こじ開け舌を入れてきた。

「!?」

忠之介は牛尾が何でそんなことをするのか分からなかった。まだ幼い忠之介はディープキスなど知らない。キスとは唇と唇を重ねさせるだけだと忠之介は思っている。
しかし牛尾はそんな忠之介を分かっていながらもわざと舌を入れてくる。小さな舌に絡み忠之介を翻弄する。口内を蹂躙しようと好き勝手に舌を遊ばせ、歯列をなぞると忠之介は幼い体でびくっと反応し、上の天井をつつくとくすぐったいかのように、けれども顔を赤く染めながら身をよじらせた。
忠之介は苦しいぐらいの牛尾のキスに息が出来なくなってきたが、次第に鼻で息をするのだと覚えた。牛尾は何度か唇を離し角度を変えてまたキスをしてくる。より深く忠之介の中に入り込もうとするように舌を侵入させ、忠之介の舌に絡んで忠之介を熱くさせる。

「ん、んん……んっ……」

忠之介の頭は朦朧としてきた。まるで熱が襲いかかってくるよう。おかしな感覚が忠之介の頭を刺激し、くらくらさせる。
忠之介の唇の端から唾液が漏れた。けれど牛尾はそれでも止めないので、一筋二筋また唾液が溢れてきた。
忠之介の腹が一瞬ひやりとした。何だろう、と思ったら牛尾の冷たい手が忠之介の服の中に侵入してきたのである。牛尾はもっと手を進め、忠之介の胸まで到達し赤い突起に手で触れた。

「ふえっ!?」

忠之介はいきなりそんなところを触られ驚くが、牛尾は離れた忠之介の唇にまた自分の唇を重ね言葉を封じ込ませる。牛尾の舌の方に気を取られそうになりながらも胸をつままれるとびくぅっと肩を揺らした。
むずがゆい感覚が走るが、それがなんだかわからない。けれど牛尾は忠之介の口内を好きなように遊びながら親指と人差し指で忠之介の突起を弄び、少し立ち上がってきたそれを指で掻くようにして遊ばせると忠之介は口から甘い息を漏らした。









+++++++++++++++++++SHIKAMO NAGAISINE++++++++++++++++++++++




いえだからどうしたと言われたら困るんですが(苦笑)
子津に冷たい牛尾って好きです…(優しいのとか可愛いのとかも好きですが!/うん?)それでも子津に弱い牛尾っていうのと、そんな牛尾に一途な子津が好き。

ね……教師×小学生はね!定番ショタだよね!誰かかいてよ!(他力本願)
いい加減自慰行為もいやです……(泣)見たい。誰か、素敵牛子パラレルエロを教えて下さい(ぐふんぐふん)メイドとか凄く見たいの!女体化も見たいの!!(悲恋じゃない限り無節操)


…………すみません、大人しく勉強してます(涙)





拍手レス。

>すっかり騙されました!!「えぇ!?切ないけど嬉しい!!」って(笑)
ええ嬉しいんですか!!??そ、そんな……(笑)いやーんうちのサイトに屑牛を期待している方は一部いらっしゃるんですね。it辺りでご勘弁してください……!(相当屑牛っぽいですが)

>エイプリルフールのウソに本気で騙されました。心臓止まるかと思いました・・・。ウソでよかったです。
と、止まらないでよかったです…(ほっ)すみません心臓に悪い嘘で。嘘ですから御安心下さい。騙されんでください。他のカップリングやるときはどうせ別サイトでやるんで!(こら)
嘘です、しばらく牛子です。ていうか牛子以外の予定はないのでvなるたけ心臓を止めさせないようにしますので!(笑)







表紙