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天竜



 核論議

サイト運営を止めたからできる政治の話。北のミサイル発射で日本での核保有議論が出るようになってきましたが、これは個人的にいいことだと思うんですよね。核アレルギーを持ってる人はイコール、あの第二次世界大戦を日本の過ちだと感じている人が多くて、それに対する贖罪や懺悔の気持ちと、心を抉られるような当時の写真や映像の数々から、反射的に目を背け、また見て見ぬふりをするようになってしまったんじゃないのかなと。

特に若い人の間で核に対する議論が高まっているのは、多分、彼らが知っているからなんだと思うんです。教科書やテレビや新聞は、あの戦争での悪者は侵略を続けた日本だと教えますが、実際は「ハル・ノート」というナイフを首元に突きつけられ、「すべての利権を手放し属国になれ。それが無理なら自殺しろ」とアメリカに脅された日本の最後の抵抗であったわけですが、そのほかにも、アジアの人達を家畜のように扱い、弾圧し、殺し、植民地化していた欧米諸国に対し、「その汚い手を離せ!アジアはアジア人のものであってお前達の持ち物じゃない!」と唯一、国際法を遵守しながら、ガチで勝負を挑みにいったのが、当時の日本だったわけです。そもそも、二千年近く一国で歴史を脈々と受け継いできた日本が、いきなりアジアを我が物にするぜウヘヘなんて野望を抱くはずもなく、侵略戦争をしたなんてことはあまりに考えにくい。というか、実際にしていない。日本が嫌だったのは、自分たちで護り育ててきた歴史や文化、建物や土地を他国に良いように壊され、奪われることだったろうし、同じアジアの人達が目の前で殺されたり搾取されたりすることがとにかく許せなかったんだろうなと思う。1919年、パリ講和でどの国よりも先に、世界中の人々は平等であるべきと宣言したのは日本ですからね。

東南アジアにおいて、親日国が多いのはこれが理由。日本がハル・ノートを無条件で受け入れていたら、白人至上主義は終わっていなかっただろうし、もしかしたら今も植民地政策が続いていたかもしれない。この戦争をあと五年日本が戦っていたら、中東アジアやアフリカでさえ、もっと楽に独立ができたという人もいるくらいですから。

つまり、日本は侵略戦争をしていない。じゃあなぜ原爆を落とされたのかといえば、ソ連とアメリカのパワーゲームによる弊害であり、人体実験の一貫です。

こうした事実が教科書にも載らず、大々的に報道されない理由には、日本人の自虐意識を外交カードとして使い、金をせびりたい反日国家が存在し、そこに尻尾を千切れんばかりに振る政党やメディアがあるから。
でも現代はネット社会で、特に若い人達はそうした事実をものの数分で知ることができる。ウソを見破った世代は、核に対するアレルギーさえ払拭できる。つまりそういうことです。実際に核を持つ持たないは別としてね。

「憲法九条」が、日本人の命より優先されればそれはまさに本末転倒。考えなくちゃいけないことはたくさんありますね。
少し内容は違いますが、日本と日本人のことをちゃんと考えない政党はこうなっちゃうんです。(※ ニコ動)

2009年04月10日(金)
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