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天竜



 英「ピアノマン」

話題になってますね〜。イギリスで見つかったずぶ濡れタキシード姿で発見された男性。記憶がなく、言葉も話せず、紙を渡したらグランドピアノの絵を描いて、ピアノの前に座らせたら何時間も引き続けたっていう男性の話。まるで映画のようなほんとの話。

記憶喪失なんですかね〜。でもピアノを弾けたり、絵を書けるということはすごく稀に見られる全生活史健忘っていうパターンですよね。自己に関することだけを全部綺麗に忘れちゃうっていう健忘。
今ね、ちょうど小説で記憶喪失のネタを扱っているので少し調べている最中だったのですが、記憶を失う場合は心因性のものと外傷性のものがあって、ずぶ濡れのタキシード姿で見つかったっていうんなら、心因性ショックというより、やっぱり外傷性のものなんだろうな〜っていう感じがしますね。船から落ちたとか、誰かに突き落とされたとか。
こういう場合、あれなんですって、医者がいうにはよほどひどいダメージを脳に受けていない場合は、まあまあ一ヶ月ほどで記憶は徐々に戻ってくるらしいんですよ。まあ、個々の症状によって差はあると思うんですが。
心因性の場合は、そのショックを心が回避し続けてしまうので、催眠療法とかでその原因を調べ出して解決するのが一番ベターな治療なんだそうです。
まあ気にせず焦らずほっとくのがベストだとはいいますけどね。

でも気になりますね〜。無事解決するといいですね。記憶をなくしてようが、なくしていなかろうがね。どちらにしろ原因はあるわけですからね。

2005年05月18日(水)
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