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■ 運命とはなんぞや
今日ですね、会社帰りに赤信号で止まっていたら突然前の車から男の人が降りてきてこちらに向かって走ってくるじゃないですか。「なんじゃい！」って思ったら、例のディーラーのおっさんですよ。心配性の。
「いや〜、天竜さん！やっぱり、そうだと思った！」
「あ、こ、こんばんは」
心の声：（おやっさん、恥ずかしいよ、おやっさん）
「前走っててね〜。いや〜偶然だね〜。で、車の調子どう？ 快調？」
「そ、そうですね。かなりイイ感じです」
心の声：（おやっさん、車は快調だがそれより信号が青だよ、おやっさん）
「そう？ ならいいね。またいつでも声掛けてよ！）
「は、はい〜」
心の声：（おやっさん、クラクション鳴らされてるよ、おやっさん）
「じゃあね〜またね〜」
「ど、どうも〜」
心の声：（おやっさん、あたしゃ自分の車よりおやっさんの突撃の方が心配だよ、おやっさん！）
てなことで、バレンタインに運命的な再会を果たしたおやっさんと私は赤い糸で結ばれているのでしょうか。
おやっさん、あと三十歳若ければ考えるよ、おやっさん！
2005年02月14日(月)
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