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天竜



 【EVE】「友人たち」2話目up

すいません、昨日書き忘れました。EVE更新です。

さてさて、たまには小説の技法について。小説を書くうえで、極力少なくしたいのが「接続詞」。つまり、だから、しかし、けれど、等など。書いていると分かるのですが、調子がいいときは、こういった接続詞を使うケースが少ない。それに比べ、書きあぐんでいるときに限って、これらの接続詞を多く使用してしまう。私の場合、自分の調子を見る上でのバロメーター代わりになるわけです。

その他に、WEB小説で私が一番気にしているのは、WEB小説独特の「行間で生む小説の雰囲気」。私も、ある時期までかなり使っていました。強調したい、或いは言葉の雰囲気を出したいときに、行間を開け、読者に視覚と感覚で伝えるケースです。
今でも時折使うのですが、これもできるだけ避けたいと考えてます。これはあくまで個人的な問題なので、ほかの方がうまく使用されている場合に関しては全く問題ないのですが、そういった言葉の雰囲気を出すために必要なのは、やはり言葉だということを忘れないために、使用禁止令を出しているわけなのです。
そういった強調したい言葉や文章があれば、それを導き出すために必要な言葉を使い、雰囲気を醸し出す努力をする。行間に任せるのではなく、文字でその穴を埋めていく。それが、表現力を上げていくための練習になるのだと思ってます。

つうことで、日々アホな話ばかりしている天竜さんが、本当にアホなんじゃないかという疑惑をカモフラージュするために(否定はしない……いやできない)、私も小指の先くらいは努力してるんだズェということを、披露してみたのであります。

2003年07月20日(日)
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