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北方謙三の神尾シリーズ�兇鯑匹鵑任い襪里任垢�、何だかこの作品は、胸が痛くて仕方ありません。また詳しい内容などは、月の房（読書記録）更新のときにでも書かせて頂きますが、とにかく神尾の言葉ひとつひとつにどうも感銘を受けてしまってたまりませんでした。
「失えば耐えられないような持たなくても、人間はなんとなく生きていける」
神尾の言葉ですが、こたえますね。きっと、事実だからでしょうね。
私が若い人間をあまり書きたがらないのも、この辺りに詰まってます。夢や希望ばかりを持つ人間よりも、現実の薄さや、何も変わらない未来を知っている人間が、私は好きなのかもしれません。
2002年05月10日(金)
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