人は常に流動的で悲しい位に残酷なのでありました。 「そんな事は分っていたけど」と嘯いててみる今日この頃。 それでも悔しいから雑言の一つでも送りたいけど そんな事もできない自分を憎んだりして。 そんなセリフをどこか陰のある女の子が煙草なんぞ吹かし気味に、虚空を見つめながら吐いたならどれだけ素敵だろう?と思うけど。 生憎、そんな事を思うのはくわえ煙草をしただらしない男が一人思うのでありました。