tama * fuwari

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2009年10月22日(木) 押さえ加減、出し加減

組織で抱えているあるテーマ。担当者である課員が分析して、報告物を作り、組織の責任者であるライン管理職A氏が報告物の検印をして発行する。仮にA氏としよう。A氏はもちろん、判を押すだけじゃなくて、方向性も出して、内容も把握して、意見や指示も出しているんだけどね。

そこに私も加わっている。私はラインの管理職ではないので、報告物の表面にはまったく名前は出ない。でも、担当者に対する実質的なサポート役を担っているし、そのために机の下でかなりの規模の分析もしている。それがないと、このテーマの方向性は打ち出せないと思うから。

このテーマの分析ミーティングに出ると、さて、どういうスタンスに立とうかと迷う。管理職クラスのA氏と私とが、ピッタリシンクロしていれば問題ないのだが、ビミョーに意見が違ったりする。二人が違う方針を出したり、違う方向性に引っ張っては、課員は困ってしまうだろう。だから、できるだけ自分の意見を抑えたり、ミーティングをリードしないように、控えている。

このテーマについて、担当者の信頼を得ながら、その力を引き出しつつ、A氏の意見も反映しつつ、自分が埋没しないように、テーマを適切な方向に進めていくのは、結構難しいな。いや、埋没うんぬんは私個人としては本当どうでもいい。テーマさえうまく進めば。

でも、このテーマは、担当者のモチベーションから論理構築の面まで、私がかなりの部分を支えているつもり。その状態が外から見えければ、私は“いなくてよい人”として、来年、このテーマから外されるだろう。テーマをこのあともうまく進めるためには、存在意義をもっと主張しなければいけないなろうね。

主張し過ぎると、組織内に頭が二つという状態になってしまうし、主張しないと透明人間になってしまう。このジレンマが苦しい。

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