今日も不用品との格闘が続く。
それにしても、今まで「もったいないから取っておこう」としまいこんでいたものがいかに多いか。「もったいないから捨てない」という選択肢は、いかにもモノを大切にしているようだが、実はモノに対して失礼な行動だね。だって、しまいこんで時が経ていくと、どんどんと価値が下がって、単なるガラクタになってしまう。それよりも、そのモノを今すぐ必要な人の手に渡した方が、モノの価値が下がらないしモノは活躍できる。
そうは言っても、寄付したり、バザーに出したり、あるいはフリマやオークションで売るのは、手間がかかって面倒だ。だったら、というわけで段ボールに入れて「ご自由にお持ちください」と書いて道路端に置いた。
そうしたら、あらあら、次から次へとモノが引き取られていく。これは嬉しいことだ。あまり履かなかったスニーカー、バトミントン、使いかけのクレヨン、スタンプセット、使いにくかったハンガー、年賀状用のハンコ、野良猫用のエサの余り・・・。
こんなに引き取り手があるとは思わなかった。このあいだ捨ててしまったアレやコレも、もしかすると「ご自由にどうぞ」方式で引き取ってもらえたかもしれなかったなあ。これからはしばらくこの方式で行こう。
GDPにまったく寄与しないモノの流れだけど、それでも世の中の役に立っているし、少なくともゴミ処理費用の削減にはなるからね。
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