tama * fuwari

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2008年12月08日(月) 意思を持った異動

今の仕事で最近知り合った人とちょっとしたコミュニケーション。話の流れで、私の異動の経歴を説明する。

こういう仕事をしていたけど、部署がつぶれて、あの部署に異動になって。そこでの仕事がどうも私のフィールドじゃなくて。そのときたまたまあっちの会社から「こういう仕事があるけどやらないか」というオファーがあって、それであっちに移って。その部署で仕事していたら、そっちの仕事になっちゃって。それで今の部署に来ました、と。

そしたら、驚かれた。
「ということは、すべて自分の意思で動いているってことですよね。すごいなあ。」
「いえ、つまりは自分のわがままで動いているってことです。」

ある一定のポジションになったら、異動というのは、自分の意思を押し通すものではなくて、会社の意思に従うものなのだろう。多くの人が、そうやって会社生活を過ごしているのだろう。それを考えると、いつも自分の意思を通して、望む仕事に関わることができて、私はすごく恵まれている。

でも、もしかすると、自分がやりたいと思っている領域よりも、上から見て「この人にこれをやらせたい」と思って与えられる仕事のほうが、自分の特質や能力にあっているのかもしれない。たとえそれが自分自身の望む仕事ではないとしても。上司に従順な人が出世しやすいのは、そうやって自分の能力を伸ばしたり領域を広げたりした結果なのかもしれない。

もっとも、私の場合は、この間の異動のときも、その前のときも、あのまま同じ部署にいたら、精神的に痛んでいただろうからなあ。意思を持った異動というと聞こえが良いけど、精神的なストレスから逃げたかっただけなのかもしれない。

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