2007年11月04日(日)

５年ぶり

大学時代の運動部のＯＢパーティーに行った。５年ごとに開催されていて、だいたい毎回顔を出している。

３０代前半の頃は、卒業したときの面影からずいぶん変貌を遂げている人が多くて、特に横に成長している男性にはびっくりしたものだ。でもそこから先は安定している感じだ。太った人は太ったまま、しわが増えた人は増えたまま、額が後退しつつある人はやはり後退しつつあって、そして変わらない人は変わらないまま。

顔ぶれもほぼ固定されているので、「あら５年ぶりにまたお会いできましたね」という感じで、あまり感動がない。まあそれでも、昔に戻ってあれこれと話すのは気分転換になってよい。

それに、地味ではあるが一応は“パーティー”なので、ちょっとオシャレして出た。派手に着飾るわけじゃないけど、ちょっとした華やかさがうれしくて気分が晴れる。

こういう場に出たとき、目立ちたいとか、誰よりも成功していたいとか、そうは思わない。ただ、「昔は輝いていたのに、歳を取って輝きを失った」と思われたくない。自意識過剰と言われるかもしれないが、歳なりの“素敵”な人でありたいなあ。

パーティーはお開きになり、「また５年後に会いましょう」と言葉を交し合って別れた。さて５年後、私はどうなっているかしら。