tama * fuwari

tama * fuwariのサイト内、tama の日記。視点はふわりふわりと思いつくままに



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2007年01月11日(木) とっさに「はい」と・・・

夜、自宅でくつろいでいたら私の電話が鳴った。

うちには電話が2本引いてある。1本は昔から実家にある電話。これは母の電話。

もう1本は、私が結婚後、実家に同居していた時期に引いた電話。その後、実家を出たりしたのだが、電話はそのままにしてあって、私がシングルアゲインになってここに戻ってから、私が使っている。

最近は、知人との連絡にはメールでやりとりすることが多いので、電話が鳴るということはあまりない。あっても、売り込みの電話がほとんど。

珍しく電話がなったので、誰からだろうと思いながら、受話器を取った。最近は、安全のためにこちらから名乗らないようにしている。だから、まず「はい」とだけ発声。

電話の向こう側の方がなんとなく言いよどんでいる。男性のようだ。

「・・え・・・と、●●さんのお宅ですか?」

●●という苗字、私が結婚していたときの姓だ。こちらも一瞬、言いよどむ。確かにこの電話は、一時期はその姓で登録してあった。でも今はそういうわけで、元夫はここにはいないし、私もその姓ではないし。

などとくどくど説明するわけにいかないので、とっさに「はい」と答えてしまった。

すると相手は、さらに動揺している様子で、こう言った。

「●●××さんはいらっしゃいますか?」

それは元夫の名前だ。こちらも動揺してしまうよ。うーん、困った。どう答えよう。

「・・えーっと・・・、今ここにはおりませんが・・・」

私は間違ったことは言っていない。以前はここにいたこともあるけど、今はここにはいないのよ。

相手はなんとなく納得したような感じで「そうですか、どうも失礼しました」と言って電話を切った。

電話の相手は、たぶんそう親しくない知人だろう。だって十年以上前の電話にコンタクトしてくるくらいだから。誰だか知らないが、その人は、私たちが離婚したってことを察知しただろう。親しくない人に、プライベートの状況を知られるのはあまりうれしくないよね。元夫に悪いことしちゃったかなあ。

やっぱり、最初に「●●さんのお宅ですか?」と言われたときに、「違います」というべきだったのよね。

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