たりたの日記
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2008年、新しい年になった。 年末の25日から29日までを大分のわたしの実家で過ごし、その後宮崎の夫の実家で過ごしている。
わたしの実家では独り暮らしの母が溜め込んでしまった不用品やゴミの類いを片付け、弟の家族が正月に帰省して来るのに備える。いくつになっても長女へのわたしへの期待は変わらず、わたしの役割も変わらない。この暮れの大掃除を終え、母から気持ちが軽くなったと感謝されれば、一年分の親不孝の埋め合わせには至らないまでも、母以上に気持ちはすっきりとするのである。
そして同じ事は夫の実家にも言える。義母は全面的に義姉を頼り、義姉は何くれとなく義母を気遣い助けている。わたしはせいぜい義姉を手伝い、台所仕事をするくらいで、いわゆる嫁の大変さはない。また義姉とは気も合うので、昼はいっしょに走ったり、夜は宴会したりとここで過ごすのは楽しい。
こうして平和に年末年始を過ごす事ができて有難いが、一年ごとに老いていく親達を見ながら、これから始まる一年が親達にとってはどういうものになるのか、わたし達にはどのような展開が訪れるのか予測のできない不安も覚える。そして何とかこの一年も健康が支えられ、つつがなくすごさせていただきたいと願う。
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