たりたの日記
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2007年05月16日(水) |
2007年のアンネのバラ |
今年もアンネのバラが咲いた。 決して細やかなケアをしたわけでもなく、冬越し前の肥料さえ入れそびれていたというのに、バラの木は花を咲かせた。 北原白秋の詩を思い起こす。2001年05月06日(日) バラノ木ニバラノ花サク
この花を植えたのはいつだっただろう。日記を検索してみた。 見つかった。2002年01月25日(金) アンネのバラ に書いてあった。
そしてもうひとつ、翌年の日記2003年05月17日(土) 「アンネのバラ」が開いた
この日記を読み返しながらはっとする。
ここに出てくる94歳の伯母も、詩人の従姉妹も、相次いで他界し、今はもう天上の人となってしまった。 バラの花は変らずに咲き続けているというのに、この4,5年間の間にわたしの周囲の状況は何と大きく変化しただろう。 何人もの人を見送ってきた。 変らないものと変るもの。 情け容赦のない時間の流れ。
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