たりたの日記
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この日した事
まず耳鼻科。 mGからジム行きを誘われたものの、鼻がそれどころではない。 あぁ、これを読む人は、またと思う事だろう。咳はなんとかおさまったが、鼻水とくしゃみが止まらない。アレルギーであるのはあきらか。 ね、病院は図書館だと思えばいいし。本3冊とプリントアウトした原稿と赤鉛筆を持っていく。 ちょっとがっかりするくらい待ち時間が短くて、拍子抜け。お盆だからみんな、耳鼻科どころではないのだろう。 本3冊なんて、全く必要なかった。しかし鼻の不快感はピタリと止まる。行ってよかった。
家に戻って、8月25日掲載予定の心太日記を書く。 14歳の時に書いた読書感想文を題材にして。 人間って、点で生きているのではなくて、線なのだなあと思う。 もう昔に退いてしまったはずの過去の自分というのが、今の時を生きている自分の中にそっくりあることの不思議。 状況はめまぐるしく変り、実年齢も、また外見も変化してゆくというのに、 なんだろう。本質的な部分、言葉が出て来るそこのスポットというのはあまり変らないものなのかもしれない。
夕方、ジムで3本もクラスを取って戻ってきたmGと、よしやさんの病院へ。 途中牧師とすれ違う。病室にはタミがいた。昨日は副作用が出て飲み物も飲めないほどだったと聞いていたが、今日は少し元気。副作用が少しづつおさまり、しかもそれが有効な治療となるといい。
よしやとタミのまわりにある優しく、自然な、オーガニック(変ないいまわしだけど)な空気はいつも好きだ。アメリカ人のタミはそのニュアンスまで正確に日本語を話す。けれどに日本人の真似はしないし、アメリカ的というわけでもない、タミ的。独特。いいカップル。
タミのリクエストで、ヒーリングする。肩に置いた手から彼の命の強いエネルギーが伝わってくる。ヒーリングはひとつの祈りの形。 大昔、医学がまだ発達していなかった頃、人は自分のエネルギーを病気の人のエネルギーに流し込むことを、あたりまえのようにしていたはずだ。
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