たりたの日記
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2003年06月06日(金) |
生垣の剪定中、18歳女子ふたりに声をかけられる |
毎週金曜日は家事日と決めているのだが、今夜も、また今週末もジムへは行けそうにないので、今日は予定していた生垣の剪定を後回しにし、ともかくエアロビを2本こなし、モールの中にあるブティックで見つけた変ったプリントの そしてまた変ったデザインのスモック風ブラウスなどを衝動買いして夕方帰宅する。この服、なんだかティンエイジャーの領域の服のような気がしないでもないが、いいのだ。Pの昨日のBBSの書き込みによれば、ファッションとは予想される自分とは違う自分を楽しむものらしいのだから。
もう6時だがまだ外は明るい。なんとか暗くなる前に生垣のレッドロビンの剪定をやってしまえるかもしれないと、急ぎ、脚立や剪定ばさみなどを用意する。バッサ、バッサと豪快にハサミを入れていた時に「センセイ」と背後から女の子の声。振り返ってみれば、中学3年まで家に英語を習いに来てたSちゃんとTちゃんだった。2人ともすぐ近所に住んでいるのに、時折り、自転車に乗っていてすれ違いざまに声をかけるくらいで、この2年間、あまり話しもしていなかった。小学校6年生から中学3年まで4年間いっしょに勉強した5人は高校はそれぞれ別々の高校へと進学していった。ようやく新しい環境に慣れた6月の初めに、我が家でクラス会を開いたが、それから2年、集まることもなく日々が過ぎていたのだ。
TもSももう高3。子どもっぽい体型からすっかり女性らしい体つきになってはいるものの、当時わいわいとにぎやかに集まっていた頃の彼女達と少しも変ってはいない。 「ねぇ、クラス会やろうよ〜」と2人。 「じゃあ、近くの喫茶店に集合する」と持ちかければ 「センセイの作っためんたいスパゲッティーの味が忘れられないんだけど」と殺し文句を言うT。
そんなもんいつ食べさせたんだろう。確かに4年の間にはクリスマス会とか、夏休みスペシャルクラスとか、学年終了祝いとかいろいろ理由をつけて パーティーのようなことを何回かやった。彼女達は今度も昔のように我が家の狭いリビングルームに集まりたいらしい。 みんなに連絡を取って2週間後の金曜日に入試突入激励クラス会をやることに話しがまとまる。
「これからどうするの」もうあたりは暗くなってきている。 「ダイエットのためにこれから2人で歩いてこようと思って」と2人 「何、歩く? 情けない、走らなくっちゃあ。あたしなんて45分は休まないで走るわよ。」 「ええっ、そんなの絶対無理。一分も走れない!」
なによなによ。中学の時はあれほど毎日部活で走ってたじゃないの。その若さで中年のオバハンに負けてどうするのなどと言いながら今のわたしが18歳の若き乙女たちよりも体力があるということがちょっと自慢だった。 走るどころか自転車にも乗れなかった自分の18歳の時のことはひとまず棚に上げて。
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