たりたの日記
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2001年07月15日(日) |
教会学校のサマーキャンプ |
今年は5、6年振りに教会学校でサマーキャンプをする予定だ。 テーマは「かみさまへの手紙」。祈りということを体験の中で学ぶ。 教会学校の生徒が中心となるキャンプだが、英語学校の生徒にも案内を配った。 ところが締めきり日の今日。参加の申し込みは英語学校の8名で教会学校からの参加申し込みはなかった。参加したいけど家族で旅行するからとか田舎へ行くからという子もいるが、それにしてもである。 なぜだろうとスタッフで話したのだが、教会学校に来る子は皆ミッションスクールに通っている子達で教会学校はいわば義務づけられている。だから親も熱心に送迎の労を厭わない。 私達は子ども達の興味を引くような計画を立てたつもりだったが、教会学校の子ども達にも親達にも、義務付けられていないサマーキャンプにわざわざ参加しようとは思わないのかも知れない。 一方、週に一度月謝を払って来ている英語学校の生徒達や親御さんにすれば、 ほとんど無料に近い2日間のキャンプはなんてすばらしいということになるのかも知れない。ネイティブの先生2人もキャンプのスタッフなので、英語に触れる機会にはもってこいだ。またお母さま方も協力的でキャンプのお手伝いをして下さるという。今日の教会学校の礼拝にお誘いしたところ親子で5組の出席があった。 教会学校に来るのはそれが義務付けられているミッションスクールの子ども達ぐらいだろうとはなからあきらめていただけに驚いている。
いつの頃からかどこの教会も教会学校が下火になった。塾やお稽古ごと少年野球や 少年サッカーと、日曜日は大人も子どもも忙しくなったからなのだろう。私が子どもの頃は日曜日はまるまる何にもないので、退屈してしまう。教会学校は格好の遊び場だった。紙芝居やお話があり、大きいお兄さんやお姉さん達がかまってくれた。学校よりも楽しいところだった。しかられたり、号令やベルにぴりぴりしなくてもよかった。親も日曜日の朝くらいゆっくりと静かな時間をすごしたいと思っていたからか、近所の妹分や弟分を誘い出していっしょに連れていくようになると、良いところに連れていってくれてと感謝などされた。どこの家もクリスチャンホームなどではなかったが。
キャンプを企画している者20代、30代、40代と様々だが、それぞれに子どもの頃、教会学校のキャンプを体験していて、それが楽しい思い出になっている。だからキャンプのことを話す時もどこか、子どもに帰ってしまうようなところがある。私も毎年参加した河原でのキャンプの楽しかった気分が甦ってくる。あの時の気分を子供達に味あわせてあげたい。また我々も子ども達といっしょに、その時を取り戻したいと思っているような気がする。
テーマの「かみさまへの手紙」のプロジェクトの他は、庭でカレーを作ったり 、アメリカのキャンプ菓子(マシュマロを焚き火であぶって少し溶けたところで、板チョコといっしょにグラハムクラッカーにはさんで食べる)、英語のゲームをしたりして、夕食の後はみんなで歩いて20分くらいのところにある「スーパー銭湯」へお風呂に入りに行く予定である。夜は礼拝堂でビデオを見 ながらの就寝だ。翌日の日曜日は礼拝の中で歌や作品の発表をし、礼拝にはお 父さん、お母さんの方もお招きするという段取りだ。
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