2006年11月17日(金) |
×狂犬病×:○恐水症○ |
日本では狂犬病で知られている病気は 犬だけが感染源ではない。 猫、アライグマ、食虫コウモリ、キツネと いろいろな動物からも感染する。 今回の感染者、36年前の感染者は犬からだが 1957年の最後報告は猫という報告もある。 (なぜか犬という報告と混在している) 日本国内では完全に鎮圧されているし 人から人へは感染しないので今回の京都の男性から 恐水症が広まる事はないはずだ。
◇海外へ行く時はワクチンを! 特にアジア圏に行かれる方はワクチンを打っておいた方が 安全だ。アジア圏は野良犬の数がとても多い。 日本人は国内の感覚ですぐ犬や猫に手を出してしまいがちだが 大変危険なので絶対にかまわない方が正解だと思う。 野良猫は警戒心が強いし、猫好きは猫が寄ってこなければ 深追いをしないけれども、犬好きの場合はついつい かまいすぎてしまうのもいけない。 目が怪しくて、よだれたらしてたらまずアウト!! 絶対にさわってはいけない。 本来の恐水症感染は噛まれたり、引っかかれたりが原因だけど 洞窟のコウモリなどはさわらなくても感染してしまう場合があるから おもしろがって見に行ったりする事は控えた方がいい。 どうしても行きたい時は、長袖、長ズボン、手袋、マスク、ゴーグル 笑っちゃうくらい防備していった方がいい。 けど、基本は近づかないに限る。
ワクチンを打たずに海外で犬に噛まれたり、猫にひっかれたら 速攻医者に行ってワクチンを打ってもらった方がいいとの事。 言葉がうまくしゃべれない観光者は 絶対に動物に手を出さないようにしよう〜。 見るだけ!見るだけね!!
狂犬病は発症すると1週間以内に必ず死んでしまう。 最終的に水を怖がるようになるから「恐水症」と呼ぶ国も多い。 「狂犬病」だと犬だけ注意と勘違いされるので その名前は犬好きとしては変えてほしいなぁ・・・って思う。 でも、もっとも身近な感染源である事は間違いない。
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