防衛庁長官がサマーワの視察に行った。 視察なんていうものではない「ひやかし」に行ったとしか 思えない5時間半の滞在時間だった。
「宿営地の防護措置をはじめ、安全確保対策にも十分な配慮が なされている。 現地では道路の修復などの要望が依然として数多く存在し、 自衛隊の人道復興支援活動が引き続き重要との認識を新たにした」
と、のたまわったそうだが宿営地の安全対策ではなく 宿営地を取り巻く周りの環境、 (あなたが目で見た道路ではなく)現地イラク人への 「本当にして欲しいこと」の調査をして欲しかった。
土曜日あたりに日本を出て月曜には戻ると聞いていたから 本当に「ひやかし?」かと思った。 それでも現地の人の声を聞きたい、などと言っているので 「そりゃ無理でしょう、最低1週間はいてくれないと」と思った。
一事が万事で日本の政治家、役人全てがこの調子だ。 視察だ調査という名目でどれほど海外旅行を楽しんでいる 役人のいることか。
5時間半の滞在で1年間も滞在を延ばされてしまう自衛隊。 もう、いいかげんにして欲しい!! サマーワは既に安全な場所ではない。 自衛隊から被害者が出ない限り帰る事は出来ないのだろうか。 (下手したら被害者が出ても帰れないのかもしれない)
自衛隊は軍隊ではない、自衛隊なのだから 自衛するのは日本なのではないだろうか?
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