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2005年06月19日(日)  いただきますの旅
■江ノ島〜鎌倉に行ってきました。

■ロマンスカーに乗って江ノ島へ。ささやかな贅沢。
とか思って小田急のホームに行ったら、燦然と輝く新型車両が。わーんあれ乗りたいよう!!新しい電車乗りたいよう!!とさんざんホームでじたばたしてみたが、残念ながら箱根行き。いっそ日帰り温泉にしようかと思った私は軽く電オタの自覚あります。車は苦手です。
でも江ノ島行きもキレイな電車でした。しかし土曜の午前中の禁煙車はファミリーの間で、キンキン声のお子様が始終シャウトしてらっしゃったおかげで快適ではなかった。



■10時過ぎに片瀬江ノ島駅着!わーいわーい!
しかし着いてさっそく浜に降りるでもなく(海が汚いのであんまりそんな気分にもならない)、まず向かったのは江ノ島のシラス料理で有名なお店。なんでもすごい人気らしいので、11時の開店と同時に入店してしまおうという魂胆だった。
のだが、なんと10時半すぎくらいについた段階でもう20組以上(!)の待ち。キョエー。おどろきつつも、美味しそうなメニューがあれこれあったこのお店、食に妥協はしないぜ、と名前を書いて、しばしお土産物屋などを散策。そして11時の開店と同時の第一巡には入れず、でもパラソルと椅子が出てたのでしばしぼんやりと待つ。私は日々の疲れ、相方さんは前日徹夜の寝不足で結構ぐったりしていたのでした。このときは。
そして待つこと45分くらい?、第ニ巡でお店へ。
おなかぺこぺこのわたくしたちは、早速お店の名前のついたどんぶりをオーダー。自らの看板を名づけているくらいだもの、きっと美味しいの違いない。あと、しらす豆腐と今日のオススメだというきんめだいの握りも頼む。

■待つ事しばし。まずきんめだいの握りが出てくる。つやつや!と、思わず声に出すと、すかさずお店のお姉さんが「そうなんですよ!すごいつやつやですよねー!(食べられるのが)うらやましい!」とすごい勢いで(笑)。多分このお姉さんは私と同じ人種に違いない(笑) そのあまりのつやつやグッドルッキングに写真をひたすら撮る私と相方(笑)
そしていざ食べたらもう!うんめーーーー!言葉を失う私達(笑)
それからしらす豆腐が到着。梅肉、しょうがじょうゆ、塩で食べたけれど、塩で食べたのが一番美味しかったー!お豆腐の甘みがひきたちます。
そしてメインディッシュのどんぶりが登場!バーン!!
http://www.tobiccho.com/d01b.html
出て来たものを見てギョッとする私達。どんぶりは深さこそないものの、その口の広さはまるで洗面器。でかい。ああ、二郎以来のこの感じ…
まずはお店の看板でもあるしらすから頂く。

ウメ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!

ふわふわっとしたしらすの身とごまの風味が絶妙ー!! ヤッバイ!これ、このシラスだけのどんぶりでも全然OK!(笑)
駄菓子菓子、しらすだけでおわるはずもなく。乗っているお刺し身がみんなことごとく美味い。特にサーモン、そしてトロ! トロに至ってはあれはもう魚ではない。霜降りのお肉みたいだった。食べると溶けたよ。気付けばグッタリしていたはずの私達は超ナチュラルハイに(笑)

■そしてすっかり満足した私達は、観光もせずに江ノ島を後にしたのでありました(爆)
なんかこれ、去年のエゾの時の、仙台で美味しい牛タンを食べて「もう帰ってもいいよ」とか言ってたのに似てる…(笑)

■そして駅のほうまで戻り、次に向かうは新江ノ島水族館(http://www.enosui.com/)。



クラゲがたくさんいる水族館らしく、相方さんがとても楽しみにしていた水族館。相方さんは最近カメラを購入したのだが、それもこれもクラゲを撮影したかったからとか。私は個人的にはさほど水族館に興味を持ってないのでそんなに楽しみでもなかったのだが、これが楽しかったのだー。すごく素敵な水族館だった!




見た目がとてもきれいで工夫されていたのは言うまでもないんだけど、なんていうのかな、とても作り手の方の、「海」への愛情みたいなものが感じ取れるものでした。大きい水槽にたくさんの魚がいて、大きな魚や小さな魚が共存して、時にはそれは食べられてしまうのでしょう、でもそんな形もありのままに見せていて。しばらく水槽の前で体育座りで眺めてたけど全然時の流れを感じなかった。相方さんお目当てのクラゲスペースもそれはそれは美しくて。見ているだけで心静かになる感じ…なんていうか、お寺にいる感覚に似てたなあ。
その、それぞれのコーナーにコメントがつけられていて、それがまたとても味わいのあるものだったのだけれど、その中でも一番かみしめたのが、普段食卓にのぼるお魚の展示コーナーにあったこれでした。



『命をいただくから「いただきます」と言う。』
--食卓の魚--
日本は豊かな海にかこまれた国。わたしたち日本人は、海の命をいただくことによって生きてきました。
食卓にのぼる魚や、カニ、タコ…。かれらが生きているときの、美しくいきいきとした姿をよく憶えておいてください。
「いただきます。」の言葉は、かれらの命に対する感謝の気持ちを表しているのです。

■生きることって日々感謝なのだなあ、と、改めて思いました。

■水族館を後にして、江ノ電に乗り成就院へ。本日3つ目のおめあて、紫陽花を見に行きました。さすがにすごい人!狭いところにたくさんの人でちょっと趣を削がれるところはあったけれど、それでも参道から見た由比ガ浜はさすがの絶景でした。みんな写真を撮っていた(笑)



■それにしてもここの参道で、私は生まれて初めて、動物園以外の場所でナマのヘビを目撃してしまいました。しかも2匹。すごい太いのー。恐かったー。
さらに明月院まで足を伸ばしてみようか?と思ったけれど、時間がなくて断念。次のお目当てポイント・鎌倉の甘味処「雲母(きらら)」に向かいました。しかしこれが正解。「雲母」に着いた5分後くらいに私達の次に並んだ人が来て、その人までで今日は閉店、ということに!あぶなーい!セーフ!!明月院に行かなかったのは何かの虫の報せだわ!やはり私の食べ物運は相当いい、と相方さんとひとしきり盛りあがる。ここまで来て終わりとか言われたら立ち直れない。だって、こんな美味しいあんみつが待っているのだもの!!





うっとり…
白玉はもちもちのつるつるだし。あんこもフルーツも美味しかった〜。
もう写真見てるだけでも幸せな気分になれるわ(笑)

■最後は相方さんのリクエストで、長谷駅から由比ガ浜へ。
さすがに日没付近に行ったのでもう風も冷たく、人影も無く。でも風が気持ちよかったなー。海無し県に育った私には、こういう夕暮れの匂いは新鮮。

■帰りもプチリッチにロマンスカーで新宿へ。
遅い時間だとさすがに静かでありました…。ごくらくごくらく。


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