
2月26日が終わった。 SUPERCARの最後のライブを見届けてきた。 ナンバーガールの最後の時みたいに滝のような涙を流すこともなく (1曲目を聴いた時はいきなりどばーと涙腺が決壊したのだが、 その後は音に集中できた) 聴きたい曲がたくさん聴けて、納得のいくライブでした。 お客さんもみんな一生懸命聴いてたなあ。 懸念していたoiが殆ど無かったのは奇跡的。 (セットリストのみ、ライブ日記(http://d.hatena.ne.jp/high_speed/)にUPしました。 レポは近日中に。)
静かなライブだと思った。 盛り上がる曲が無かった、という意味ではなく。 淡々と、よい曲がたくさん流れてきて、 私の心の中をいろいろな景色と共に過ぎていった。 どれだけたくさんの手が挙がって、フロアが波打っても、 私にはまるで静寂のようにきこえたのでした。
ナンバーガールの最後のライブを見た時、 「これは本当に完成するんだろうか、 と思いながら進めていたパズルの 最後の一片がパチリとはまったような気分だった。」 と表現したけれど、 今日のライブは、 たくさんの写真をちりばめたアルバムを 一枚一枚いろいろな思い出を振り返りながらページをめくり、 そして静かに閉じて、 鍵のかかった引き出しにしまったような気分だったなあ。
実際にはこれからも何度も開くだろうけどね。
あれやこれやと名曲ばかりが流れてきて、 ああ、ほんとうに素敵な曲がたくさんで、 こんな素敵な気持ちにさせてくれるバンドに出会えて 私はなんて幸せなんだろう!と思いました。
あー…今これ書いてたら一気に実感わいてきました。 だめだー。泣けてしょうがないや。
この日を迎えるにあたって、 こんな私にこまやかなお心遣いを下さった皆様、 本当にありがとうございました。
そして、SUPERCARの4人に、心からのありがとうを。

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