真冬の間はほとんど見なかったのに、結構変わり目の時期に降ったりする気がする。
今日は「イノセンス」を見てきました。↓(反転)
“エンタテイメント作品”と銘打たれてましたが、なるほどって感じで。いつものような見る側に対する問いかけ的なものはあまり無かったです。 前作同様、生命の定義付け、みたいなものが延々語られてましたが特に検死官のハラウェイ (“はらべ”だと思ってた;)が主に語ってた「人形の側から語る人間」のくだりは新しい 観点で面白かった。押井監督が“ハンス・ベルメール”ファンだそうで。球体間接人形が 凄く綺麗に描かれてましたので、創作系の人形が好きな方も一見の価値ありかと思います。 実際に(人形が)動いたらこんな感じだろうな。と納得してしまうリアルさでございました。 人間やら犬の動きも同様。お話は比較的解りやすいですが、あの緻密な画面と映画の 雰囲気は何度でも味わいたいです。ハリウッドで作られなくて(向こうでやらんかという話が あったらしい)ほんとに良かった。
→●写真集感想
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