詩のような 世界

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2008年04月27日(日) ホワイト



あ、雨が降ってきたよ

僕が君を呼ばない理由なんて聞いてどうするの?

ほら、空も泣いているよ


どこにいるかわからなくて声は届かなくても

毎日僕は君に語りかけている

窓からのぞく景色はまるで作り物みたいで

なんだか不思議で滑稽だよ

君と歩いた季節だけが息づいている

僕は君に触れられない

君は僕に触れられない


真っ白な渡り鳥は

君の持つ空っぽの鳥かごへ

この気持ちは大きすぎるから

ちょっとしたほんのりあたたかい歌を

一直線に運んでいきますように



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