あ、雨が降ってきたよ僕が君を呼ばない理由なんて聞いてどうするの?ほら、空も泣いているよどこにいるかわからなくて声は届かなくても毎日僕は君に語りかけている窓からのぞく景色はまるで作り物みたいでなんだか不思議で滑稽だよ君と歩いた季節だけが息づいている僕は君に触れられない君は僕に触れられない真っ白な渡り鳥は君の持つ空っぽの鳥かごへこの気持ちは大きすぎるからちょっとしたほんのりあたたかい歌を一直線に運んでいきますように