詩のような 世界
目次|←|→
あなたがどこで何をしようとも あたしには関係ない そばにいてもいなくても あなたのことばかり考えてるわけじゃない それくらいわかってるでしょ ねぇうぬぼれないで
あなたはかわいいのね まるで猫のように あたしの腕に頭を擦りつける ふわふわで薄い色の髪の毛 あなたは甘えたいのね 意地悪に拒否なんかしないけど あたしはあなたのママとは違う
いつも話を聞いてくれてありがとう お礼を言われてもあたしは複雑 なぜあなたはあたしの話を聞いてはくれないの? 聞いて頷いて慰めて微笑んで あなたは満足だろうけどあたしはどうだと思う? あたしはあなたのママとは違う あなたはあたしの坊やじゃない
ときどきすごく寂しくなるの あなたといても心の穴は満たされない あたしはあなたに聞いてほしいだけ ほんのささいな話も小さな悩みも でもあなたにとってはどうでもいいことなのね
あなたは何もわかってない わかってないならうぬぼれないで
|