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熱血青春日記(癒し系)
ゆう
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2006年06月15日(木)
伊達市

 今日は20歳最後の日なので、何か無意味に申込書とかに20歳って書きまくってやるとか思ってたんですけど、結局大学でうだうだしてました。実習施設が決まったらしく、今日掲示されるっていうんで待ってたんです。

 本当は某医科大学の大学病院を志望したかったんですが、志望理由書の提出期限をすっかり忘れていた僕なんかは爽やかに意味不明な実習施設に飛ばされました。いやあビビった。先輩の家でごろごろしながらジンジャエール飲んでたら突然思い出したんだけど時既に遅し。そんなわけで、実習先は伊達市の障害児施設になりました。伊達市と札幌を毎朝往復は不可能なので、しばらく実習施設に泊り込みです。僕、もう無理だよパトラッシュ。

 実習施設には、当直? か何かのための宿泊施設があるんだそうですが、それが二人一部屋しか空きがありません。なので、二人一組になって実習へ行き、しばらくの間昼夜を共にします。
 伊達の実習施設に行くのは丁度四人なので、誰とバディを組むかを決めなさいと教授に言われて名簿を見たんですが、僕と仲の良いTという年上のお兄さんと、話したことない女子と、僕の彼女が同じ実習先。
 これは男子同士、女子同士でいいっしょ、と言ったんですが、話したことない女子はやたらに
「恋人同士で同じ部屋ってよくない? あたしだったら燃えるんだけど! あんたたち一緒にいきなよ!」
 と強く勧めるので、結局班分けまだ決まってません(駄)
 彼女は絶対ヤダ、とごねてましたが。おれだってやだよ(笑)


 そんな感じで話し合いはさっそくぐだぐだで終了し(駄)、じゃあ、あたしサークルに行くね、と彼女は僕に言いました。サークルかぁ。懐かしい響きだ(笑)
 外はあいにくの雨なので、じゃあサークル会館まで車で送るよ、と僕は車を玄関先に横付けすると、それを見ていたTさんが何か子供を慈しむような目で見送りに出てきてくれました。嫁ぐ娘を見送る親の眼差しでした。

 で、数分で会館到着したんですが、どうも彼女は元気がない。
「サークルとかサボればいんじゃね?」
 とテキトーに言ったら、しばらく僕の肩に頭を乗せて考えた後
「……うん、今日は帰る」
 と言うので家まで送る。ちなみに帰ることを決めた瞬間かなり元気になってました。おれとそんなに一緒にいたかったんだな(違)


 で、彼女宅から帰ってきて、そうだ、もうすぐ20歳が終わるから何かせねば! と思って、その足で車屋さんに行って、ロングライフクーラントの交換をしました。嗚呼。そんな20歳最後の日。さよなら僕の青春。