心の中になんか変な生き物が住んでいる。 生きているくせに死んだかのような感覚を持って 存在しているようで存在していないような呼吸。
自分の中に居るのに名前も知らなくて、顔もぼやけてて いなくなったり、ひょっこり現れたり。
何かに怯えていたり、 何かを不安に思っていたり、 何かを恐れているとき こんな風にあたしは無表情で意識が遠いところにいってしまう。 その隙にこの変な生き物が入り込んできて居座るのだ。
早くどっかに行っちゃえ どっかに消えちゃえ あたしの「弱点」いなくなれ。
あたしには必要な人がたくさんいて でも、その人たちにもその人たちの人生があって あたしだけにかまってる暇もなくて 頼りっぱなしのあたしはだめな子で でも、いつかはちゃんと一人で立たなくちゃいけないの。 この変な生き物とはおさらばしなくちゃなの。 だからがんばらなくちゃ。 みんな少しだけでもいいからあたしのこと見守っててね。
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