陰に浸る。彷徨う。けど、もうその必要はない。いつもこんな道ばかりで多少、笑いがこみあげてくるけれども認めようじゃないか。そこにある真実を。自分では認めたくなかったけれど変な意地を張るのもおかしいし、誰に迷惑かけるわけでもないのだからそうなのだから。そうそう。陰を引きずりながら少し、ほんの少しばかり素直になってみた。今日も朝陽が眩しかった。+